観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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世界のキックボクシング オランダ編2 ジャーメイン・デ・ランダミー

 MuayThai

 オランダの女子選手と言えば、もっとも有名なのがルシア・ライカー選手。すでに数年前に事実上現役を引退していますが、いまだにその名前は少しもあせることなく輝いていて、普段、女子マッチに興味のない人でも名前を言えば「あの選手は強かったなあ」と思い出話のひとつも出るくらいです。

 幸福な昔話はひとまず置いて、いま現在のオランダには、彼女に匹敵する選手はいないのでしょうか?います。ジャーメイン・デ・ランダミー選手です。

 2000年に16才でデビューしてから、キック/ムエタイで44戦全勝。ライト級(前後)の世界タイトルをいくつも取り、無敵の名前をほしいままにする強烈な選手で、世界の中量級の選手たちの最大の標的です。

 ランダミー選手のファイトスタイルは、キック、ニー、パンチのすべてがKOにつながる強烈さを持ち、しかも、どれかひとつに偏らないという、まさにオランダ式トータル・キックボクシングそのもの。

 動画をご覧ください。

 上の動画は2005年11月のIKKCおよびWIKBA世界タイトルマッチで、対戦相手は世界1位のアンジェラ・リヴェラ・パー選手。一方的な試合内容ですが、アンジェラ・リヴェラ・パー選手も本当に強い選手なので、戦前の予想ではまさかKO決着とはだれも考えませんでした。ちなみに、アンジェラ・リヴェラ・パー選手は、ジョン・ウェイン・パー選手の奥さんです。

 この試合の7ヶ月前には、日本の誇る彩丘亜紗子選手が、ジャーメイン・デ・ランダミー選手とアムステルダムで激突しています。無敗同士のスーパーファイトとして話題になり、ランダミー選手が勝ちましたが、本来は下の階級で戦っているにもかかわらず大きなランダミー選手を相手に判定まで持ち込んだ彩丘選手は立派です。

 ランダミー選手はこのあとも勝ち星を重ね続け、お遊びで男性(ボクシング訓練を受けている俳優)と戦ったりもしました。

 昨年はジャマイカでムエタイのタイトルマッチに勝ったあとMMAに進出したようですが、ほどほどにして早くムエタイに戻って来てもらいたいものです。

猪崎さんの世界戦のことバナー

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コメント

  1. Extenze より:

    That�s Too nice, when it comes in india hope it can make a Rocking place for youngster.. hope that come true.

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