観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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完全復活? エイダ・ベレスがステイシー・リールに判定勝利 女子ボクシング

 Boxing

2010年2月27日(土)アメリカ フロリダ州マイアミ

スーパーバンタム級 6回戦
エイダ・ベレス(プエルトリコ/アメリカ)
判定3-0
×ステイシー・リール(アメリカ)

 2008年にイナ・メンツァ-選手の王座に挑戦したステイシー・リール選手と、元WIBAバンタム級王者のエイダ・ベレス選手が6回戦で対戦し、ユナニマスデシジョンでエイダ・ベレス選手が勝利しました。

 エイダ・ベレス選手は1999年にプロデビューし、順調に世界のトップファイターとして活躍していましたが、2004年にタイトルを失ってからしばらくリングを離れ、2007年に一時期復活。しかし、再び試合から遠ざかり、今年1月に2年2ヶ月ぶりのカムバック戦を勝利で飾り、この試合が再復帰2戦目でした。


 この動画は2002年の対ロランダ・アンドリュース戦です。相手のパンチを紙一重でかわすディフェンスと確実に仕留めるオフェンスが見事ですね。(赤、白、青の派手なコスチュームがベレス選手)

 彼女は現在39才ですが、今後とも6回戦や8回戦でどんどん試合をこなし、出来れば再び世界のトップの座に返り咲きたい考えだということです。

 ベレス選手は今回、現在の「パウンド・フォー・パウンド世界最強」と言われるメリッサ・ヘルナンデス選手(プエルトリコ/アメリカ)とのノンタイトル戦を希望していましたが話がまとまらず、ヘルナンデス選手ファミリーのひとりであるステイシー・リール選手との対戦になりました。

 アメリカのボクシング関係者の間では「ヘルナンデス選手には天が与えた才能があるが、ベレス選手にも同じものがある」と言われていて、二人の対戦を見てみたいとの声は少なくありません。しかし、ベレス選手のウェイトがヘルナンデス選手をかなり下回っているので、調整がむずかしいところです。

 ベレス選手は今後はバンタム級の試合を希望しており、日本選手もウェルカムだとのこと。海外の強い選手と対戦希望の方はエイダ・ベレス選手を考えてみてはいかがでしょうか?
エイダ・ベレス(Ada Velez)選手の所属ジムはこちら

エイダ・ベレス(プエルトリコ/アメリカ)23戦17勝3敗6KO
ステイシー・リール(アメリカ)11戦9勝2敗4KO

qbar

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