Boxing
WIBAライトウェルター級世界王者エスター・フィリ選手が貴重な日本語記事になっていますのでご紹介します。
CNN ザンビアの「ミリオンダラー・ベイビー」、女子ボクシングの世界王者
フィリ選手がボクシングを始めたのは7年前。子供の頃マラリアで父親を亡くした彼女は、10代でシングルマザーとなり子育てをしながら市場で野菜を売って生活していました。彼女はNGOが開始したボクシングのプログラムに女子でただひとり応募してボクシングに打ち込み、2年後の2005年にはプロデビューをはたします。しかし、その年は3試合したもののひとつも勝てません。
けれども、翌年から勝ちはじめると次第に話題になり、2008年にエリナ・ティッセン選手(ドイツ)に勝ってGBUスーパーフェザー級王者となるころには、ザンビアの人々は女子ボクシングの面白さを知り、フィリ選手自身はスポーツスターとなっていました。
そして、2010年にはついに女子のメジャータイトルであるWIBAライトウェルター級王座を前王者デュダ・ヤンコヴィッチ選手(ブラジル)を大差の判定でくだして戴冠、世界的に知られる選手となりました。(この試合については過去記事エスター・フィリ VS デュダ・ヤンコヴィッチ WIBAライトウェルター級王座決定戦をご覧ください)
「ボクシングはわたしのすべてを変えたわ」ストリート出身のエスター・フィリ選手は、いまやザンビアで最も成功したスポーツウーマンと言われ、人々の尊敬と人気を集めています。
彼女の次の試合は2011年1月29日にコロンビアのハードパンチャーレリー・ルズ・フローレス選手を挑戦者に迎え、ザンビアの首都ルサカで予定されています。
コメント
最近このブログ知りました 女子の格闘技だけでこんなに記事があるなんてちょっとびっくり がんばってください
ありがとうございます。書きたいことや書くべきことはたくさんあるのですが、あんまり書けていません。がんばります。