MuayThai
2011年6月25日(土)オーストラリア パース
EPIC 3 “BELIEVE”
WMC57kg級世界王者決定戦 2分5R ムエタイルール ヒジ・ヒザあり
ケイリー・リース(オーストラリア)
VS
マドリーン・ヴァル(スウェーデン)
55kg級 2分5R
エマ・グラハム(オーストラリア)
VS
クリスティーナ・ジャルジェビック(オーストラリア)
オーストラリアのムエタイ女子のリーダー役のケイリー・リース選手が6月に同地で開かれるWMC57kg級世界王者決定戦に出場します。このタイトルマッチは当初は3月に予定されていたのですが、対戦予定のベラルーシの選手のキャンセルによって消滅。今回はスウェーデンの強豪マドリーン・ヴァル選手を対戦者に迎えての仕切り直しとなります。
マドリーン・ヴァル選手はムエタイのヨーロッパ王者で、かつてタイに遠征していたころはタイのスタジアム王者の経験もあるそうです。キック、パンチ、ヒザのバランスがとれた攻撃的ないい選手ということで激戦が予想されますが、オージー・ムエタイのエースであるケイリー・リース選手の実力は非常に高く、順当に行けばリース選手の世界王座穫りが実現すると思われます。
また、アンダーカードではシュートボクシング選手としての来日でおなじみのクリスティーナ・ジャルジェビック選手がノンタイトル戦に出場予定。相手はオーストラリア人で、タイでの修行の経験もあるエマ・グラハム選手。
ジャルジェビック選手はいままでは50kg前後で戦っていましたが、今回はウェイトアップして55kg級での試合となります。この階級にアップしたほうが試合機会が増えるという理由のようですが、このへんが50kg前後の試合が多い日本と、55kg以上の試合が主流の海外事情とのギャップでしょうか。日本のファンにはちょっと寂しい話です。
しかし、EPICシリーズも3回目となり、EPIC1ではポスターの端のほうに写っていたケイリー・リース選手が、気がつけば今回は真ん中に来ています。彼女が着実に地位を高めているという証拠ですね。素晴らしいことだと思います。いつか日本で見てみたい選手のひとりです。
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