Boxing
2011年6月7日(火)東京 後楽園ホール
トクホンダッシュエアロ第85弾
49.7kg契約4回戦
塚下真理 つかしたまこと(ヘイワ)赤
VS
小笠原恵子 おがさわらけいこ(トクホン真闘)青
第1ラウンド 塚下選手は2戦目、小笠原選手は3戦目ということで新人らしいイキのいいファイトが期待されたこのカード。
開始すぐに二人のパンチが交錯するとズンという鈍い音が聞こえ、場内がどよめきます。塚下選手の右でしょうか。
充分に力感が伝わってくる両者のパンチ。これは派手な試合になりそうです。
打ち合いながら距離が詰まり、どちらからともなくクリンチとなったところで、塚下選手が小笠原選手を押し倒してしまいレフリーからの口頭注意。
リスタート後すぐにまたクリンチとなり、今度はにらみ合いから小笠原選手が塚下選手のアゴをプッシュ。ほとんどケンカ直前のようなピリピリとしたムードのリング上。
しかし、トラブルに発展することはなく、両選手はクリーンなボクシングにもどります。
中間距離の打撃戦のなか、小笠原選手が放った右が塚下選手の額をかすめた直後、塚下選手の右の強烈なフックが小笠原選手の顔面を痛烈にヒット。これが効いてしまった小笠原選手はぐらりと揺れながらも懸命に打ち返そうとします。
しかし、連打でたたみかける塚下選手の右をもらった小笠原選手はリング中央にばったりと倒れてしまうダウン。
立ち上がった小笠原選手からはそれほどのダメージは感じられませんでしたが,,,
試合リスタート後、塚下選手の猛攻にまったく対応出来ない小笠原選手のようすを見たレフリーが間に入って試合終了。
1回1分52秒、塚下真理選手がKOで勝利。実質はTKOでしたが、最後の状況を小笠原選手のスタンディングダウンと判断したのか、KO扱いとなっています。
49.7kg契約4回戦
○塚下真理(ヘイワ)赤
KO 1回
×小笠原恵子(トクホン真闘)青
塚下真理選手のKO勝利
(小笠原恵子選手が1ラウンドに2回のダウン。2ノックダウン制によりKO。)
この結果を含む両選手の戦績は以下のようになります。
塚下真理 つかしたまこと(ヘイワ)2戦2勝1KO
小笠原恵子 おがさわらけいこ(トクホン真闘)3戦2勝1敗1KO
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