Muaythai
2012年3月25日(日) 東京 ディファ有明
M-1 ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.1 Part1
WPMF世界女子フェザー級タイトルマッチ 2分5R
サーオシン・ソーソピット(タイ)
VS
AZUMA あずま(y-park/BONITA BOXEOフェザー級王者)
ついにムエタイの世界戦を迎えたAZUMA選手。いつものように空手着姿で入場です。
赤コーナーはタイのサーオシン・ソーソピット選手。これまでに92戦して69勝20敗2分という戦績を持ちながら、なんとまだ15才という新鋭。
第1ラウンド 開始直後からいい右ストレートと右ミドルを見せるサーオシン選手。パンチが左右ともによく伸びます。命中率も高く、これは要警戒。
しかし、AZUMA選手もしっかりと打ち返し後手を踏むことはありません。
接近戦では組み技になりますが、両者とも安定して優劣は無し。このラウンドは互角です。
第2ラウンド 両者ともパンチ多めで時々ローを蹴る展開。どちらも攻撃的に試合を進めます。
ラウンド後半、AZUMA選手がバックスピンキックで相手をニュートラルコーナーに追い込み…
顔面パンチのラッシュ。これが見事に続けざまにヒット。サーオシン選手は大ピンチ。
ここでレフリーはダウンをコール。サーオシン選手はファイトの意思を示しますが、明らかにダメージがあります。
試合再開。激しく追い込むAZUMA選手。しかし、仕留める前にラウンド終了のゴング。
第3ラウンド AZUMA選手のきびしい攻め。あとはサーオシン選手がどこまでもつのか、という流れ…
しかし、ここで出たのは追いつめられたムエタイ選手に残された起死回生の逆転技、ヒジ打ち。
長いドクターチェック。もうストップかと思われましたが、出血が止まったらしく試合続行OK。
どうしても次の一発はもらいたくないAZUMA選手はヒジ打ちでの逆襲を狙います。サーオシン選手ももちろんヒジで応戦。
サーオシン選手は第2ラウンドにダウンを喫し、AZUMA選手は第3ラウンドで額から流血、どちらが有利とも言えない緊迫の中で始まった第4ラウンド。AZUMA選手は迷うこと無く思い切りのいい攻撃を仕掛けます。
強引に距離を詰めたサーオシン選手は右ヒジを斜め下に向けて一閃。
この直撃でAZUMA選手は右目の上からも流血。レフリーが即座に試合を止め、TKOでサーオシン・ソーソピット選手の勝利が確定。
WPMF世界女子フェザー級タイトルマッチ 2分5R
○サーオシン・ソーソピット(タイ)
TKO 4回 0分35秒
×AZUMA あずま(y-park/BONITA BOXEOフェザー級王者)
サーオシン・ソーソピット選手がTKO勝利。WPMF世界フェザー級王座を獲得。
(サーオシン・ソーソピット選手2ラウンドにダウン1)
(AZUMA選手は3回にヒジで額を切られながらも続行。4回にさらに切られてレフリーストップ。)
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コメント
本当かっこいい!
佐々木戦すっげぇ楽しみだけど、大丈夫なのか?
どっちもチャンピオンに相応しい闘いをしたわ(拍手)
ただ、肘は危険なことを思い知りました