Boxing
２０１２年４月４日（水）横浜アリーナ
５４kg契約 ６回戦
東郷理代（アルファ）赤
ＶＳ
ノル・グロ（フィリピン）青
勝った試合は全部がＫＯというハードヒッター東郷理代選手がフィリピンのノル・グロ選手と６回戦で対します。
第１ラウンド ジャブを打ちながら足を止めずにリングをまわる東郷選手。なかなか慎重な立ち上がりです。
ときおり距離を詰めて打ちかかってくるノル・グロ選手に東郷選手も応戦しますが、この回はクリーンヒットはありません。
第２ラウンド 静かな序盤でしたが、ノル・グロ選手が大きく踏み込みながらスイング系の大振りを打ってきたことから打ち合いに。東郷選手が連打で猛攻。しかし、ちょっと軌道が大きく、ときおり打ち返される場面があります。
後半も重いパンチを飛ばす東郷選手。ノル・グロ選手も反撃の強振。しかし、ミートが不正確でダメージを与えるまでには至らず。
第３ラウンド 距離をとって慎重に試合を進めようとする両選手でしたが、東郷選手がジリジリと近付いて圧力をかけていくと、ノル・グロ選手は耐えきれずに手を出してきます。そこで東郷選手が打ち勝って優勢。ノル・グロ選手の左目が腫れてきているようです。
第４ラウンド 接近していく東郷選手。ノル・グロ選手は素早いバックステップ。さらに東郷選手が詰めていくとノル・グロ選手は少しだけ打ち合いながら足を使って逃げます。
２５秒経過。ここでレフリーはドクターにノル・グロ選手の左目のチェックを要請。この怪我は東郷選手の正当な打撃によるダメージです。
試合再開。前に出る東郷選手と、逃げようとするノル・グロ選手。
ここでレフリーが試合を止めて２度目のドクターチェック。ノル・グロ選手の腫れがひどくなっているということでレフリーストップ。東郷選手の勝利が確定しました。
５４kg契約 ６回戦
○東郷理代（アルファ）
４回１分１０秒 ＴＫＯ ドクターストップ
×ノル・グロ（フィリピン）
東郷理代選手のＴＫＯ勝利。
（ノル・グロ選手が東郷選手の正当な打撃で左目を負傷したため）
この試合を含む両選手の戦績は以下のようになります。
東郷理代 とうごうりよ（アルファ） １０戦７勝２敗１分７ＫＯ
ノル・グロ（フィリピン） ６戦５勝１敗４ＫＯ
前回記事 激闘の再現ならず 三好喜美佳 vs 東郷理代 Ⅲ ボクシング女子
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