Boxing
2012年7月13日(金)オーストラリア メルボルン・パヴィリオン
WBCバンタム級タイトルマッチ 10回戦
×王者 ウサナコーン・ゴーギアットジム(タイ)
判定 0-3
○挑戦者 スージー “Q” ラマダン(オーストラリア)
スージー・ラマダン選手の判定勝利。
(91-99、91-99、93-97)
WBF(ou.)スーパーフェザー級王座決定戦 10回戦
ローリン・イーグル(オーストラリア)
TKO 5回レフリーストップ
クリアンサック・シットサイトン(タイ)
ローリン・イーグル選手のTKO勝利。
試合を伝える海外の記事
WBCの世界王者多しと言えども、ここまで存在感の無い選手も珍しいと思われた『空気』的存在のウサナコーン選手がついについに王座から降りてくれました。
個人的に好きとか嫌いということではなくて、せっかく穫った王座の防衛戦をほとんどしない、防衛しても相手があまりにもひどい噛ませばかり、というふたつの理由でこの選手にはこれ以上ベルトを保持してもらいたくなかったので、今回のラマダン選手との王座交代劇には大きな拍手をおくりたいと思います。
これでWBCバンタム級がいままでの死んだような状態から息を吹き返して、活発な動きのある面白い階級になってくれれば、それは非常にうれしいことです。
なにしろラマダン選手には同じオーストラリアにアリシア・グラフ選手というワールドクラスのライバルがいますからね。WBCバンタム級の今後に期待しましょう。
また、同じ大会で、水上スキーの世界チャンピオンとして人気のローリン・イーグル選手(オーストラリア)のボクシング世界タイトル初挑戦もおこなわれ、イーグル選手がTKOで勝利しました。
この試合は当初予定されていた対戦相手の無名のカナダ選手が、9戦9勝のタイ人選手と差し替えになりましたが、こちらも大した選手ではなかったようで、3ラウンドには早くもスタンディングダウン、その後は自分からしゃがみ込んでしまうなど内容に乏しいタイトルマッチとなったようです。
この結果、各選手の戦績は以下のようになります。
ウサナコーン・ゴーギアットジム(タイ)13戦11勝2敗10KO
スージー・ラマダン(オーストラリア)24戦23勝1敗8KO
ローリン・イーグル(オーストラリア) 6戦3勝2敗1分2KO
クリアンサック・シットサイトン(タイ) 10戦9勝1敗4KO
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