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パク・ジヒョン 12回めの王座防衛戦決定 相手はメキシコのアナ・アラソラ ボクシング女子

 Boxing

ifba2012年8月25日(日)韓国 プチョン市体育館

IFBAストロー級タイトルマッチ 10回戦
王者 パク・ジヒョン(韓国)
VS
挑戦者 アナ・アラソラ(メキシコ)

 韓国のパク・ジヒョン選手がIFBAストロー級王座の12度目の防衛に挑みます。世界王座挑戦のチャンスを得たのはメキシコのベテラン、アナ・アラソラ選手。

 アナソラ選手は33戦23勝18KOという戦績を持つサウスポー。これまでにライトフライ級のジェシカ・ボップ選手(アルゼンチン)やフライ級のスージー・ケンティキアン選手(ドイツ)のベルトに挑戦していずれも判定で敗れていますが、今回は彼女の本来の階級での挑戦となります(IFBAのストロー級はWBCのアトム級、WBAのライトミニマム級と同階級)。

ジェシカ・ボップ戦のためにアルゼンチンを訪れたときのアナ・アラソラ選手

 王者のパク・ジヒョン選手はどの団体のランキングでも常に上位にランクされているトップボクサーで、小関桃選手(WBC王者)や安藤麻里選手(WBA王者)の最大のライバル。

 いや、正確に言えば、パク・ジヒョン選手がいままでにアメリカ、イギリス、ハンガリーなどの実力的に評価の高い挑戦者をくだしてきているのに対して、小関桃選手の過去8回の防衛はいずれもアジア人相手で、世界王者としての評価はパク・ジヒョン選手のほうが完全に上です。

 このことに関して「女子は予算が無いから外国選手が呼べないのは仕方がない」と弁護する人もいるようですが、日本よりももっと予算的にきびしいはずの韓国がこれだけバラエティに富んだ挑戦者を世界から集めているのに、日本の関係者が誇る8連続防衛中の世界王者が近隣の無名選手しか呼べないのはどう考えてもおかしな話。

 わたしたちファンは戦う選手をこそリスペクトするのであって、そうじゃない選手が評価や人気を得ることはないのです。

 この結果、両者の戦績は以下のようになります。
パク・ジヒョン(韓国) 18戦16勝2敗4KO
アナ・アラソラ(メキシコ)33戦23勝7敗3分18KO

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