観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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神様ではないジャッジ 傍観者ではない観客

02d6b9f8 むかしから「一度くだされた判定はくつがえらない」といわれてきた柔道でついに流れが変わりました。

 オリンピックの準々決勝、判定に対するブーイングが沸き起こると審判委員が協議を開始、その結果、判定がまったく反対に変わってしまうという前代未聞の珍事。

 ジャッジの人たちはブーイングの圧力で判定を変えたというよりも、実際は審判委員からの助言で変えたのでしょう。しかし、観客席が黙っていれば審判委員も動かなかった可能性もあり、やはりお客さんの存在というのは大きいと思います。

 ブーイングで変わるような判定では競技の権威は揺らぐのではないか、という意見もあるかもしれませんが、それは順序が逆で、ブーイングが起こるような判定をした時点ですでに権威は揺らいでいると思います。

 お客の立場になってみれば、ブーイングをするのはかなり勇気がいります。「自分ひとりじゃない、みんなが賛同してくれるはず」と思うからブーイングは出来るのであって、お客さんにそこまで確信させるということは、かなりひどい判定だということなんです。

 「一度くだされた判定はくつがえらない」というのはボクシングでも大昔からの決まり相場ですが「ジャッジは神様ではないからミスもある。ミスしたら訂正する。」という姿勢がオリンピック柔道で示されたのですから、ここはもう一度プロボクシングも考え直すべきだと思います。

 「ジャッジは神聖、批判はタブー」なんて言ってる時代は終わったのです。

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