Muay Thai
2012年9月9日(日) 東京 ディファ有明
M-1 ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.3 Part.2
日タイ5対5マッチ 47kg契約 2分5R
Little Tiger(F.TEAM TIGER/WMCおよびWPMFミニフライ級王者)
VS
ジャウパチャラ・モータサナイ(タイ)
日タイ5対5マッチのなかの唯一の女子マッチとして組まれたこの試合、タイ代表は17才のジャウパチャラ・モータサナイ選手。
日本側はムエタイ世界タイトルをふたつ保持するリトルタイガー選手。
第1ラウンド リングインの時にはあどけない笑顔を見せていたジャウパチャラ選手は、試合開始と同時に豹変。鬼気迫る表情でキックを放ちます。
小さな頃からリングに上がり続け、すでに何年ものムエタイキャリアを積んできているというジャウパチャラ選手。彼女の蹴りは確かに強く、速く、すでにジュニアレベルを越える実力。
リトルタイガー選手はこのジャウパチャラ選手の前蹴りをかわしながらハイキック。
さらに得意のサイドキックでロープに飛ばしてチャンピオンのパワーを見せます。
この日のリトルタイガー選手のローはまさに蹴り足が走っている感じで威力充分。
ジャウパチャラ選手はジャンプしながらのミドルキックなどで反撃。
いきなりのハイキックから、ミドル、ローを蹴ってアグレッシブに出るリトルタイガー選手。
さらに蹴っていこうとするところに前蹴りをもらって倒れますが、これはノーダメージのスリップダウン。
残り20秒は首相撲となりますが、優劣つかないままにラウンド終了。
サイドキックでロープにはり付けてからパンチを見舞うコンビネーション。
それでも前に出てくるリトルタイガー選手を前蹴りで止めたいところですが、
その試みは成功せず、ロープを背負うシーンが多くなるジャウパチャラ選手。
第4ラウンド 必死に蹴りで攻勢をかけるジャウパチャラ選手ですが、
このローキックを受けるとそれ以上はどうしても出られない苦しい展開。
ジャウパチャラ選手はこの状況を打開しようと渾身の右ストレートを放ちますが、そこにカウンターで飛んできたのはリトルタイガー選手の右ヒザ。
これをみぞおちにまともに喰らったジャウパチャラ選手は苦しげに顔を歪めながらのダウン。
マウスピースを吐き出して完全に戦闘不能状態。
試合は劇的なKO決着となりました。
日タイ5対5マッチ 47kg契約 2分5R
○Little Tiger(F.TEAM TIGER/WMCおよびWPMFミニフライ級王者)
KO 4ラウンド
×ジャウパチャラ・モータサナイ(タイ)
Little Tiger選手のKO勝利。
September 9, 2012, Tokyo Japan
Little Tiger defeats Jaupachara Motasanai from Thai with knee KO in the 4th round
at Sutt Yod Muaythai vol.3 Part.2 muaythai 5x2mins
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コメント
タイガーってかっこいいですね。