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Dr.クリスティーネ・タイス VS キャシー・ル・メー WKUウェルター級タイトルマッチ 結果 & 動画 キックボクシング女子

 KickBoxing

Christine Theiss2013年2月22日(土)ドイツ ミュンヘン
STEKO’S FIGHT NIGHT

WKUウェルター級タイトルマッチ 2分10R
王者 Dr. クリスティーネ・タイス(ドイツ)
VS
挑戦者 キャシー・ル・メー(フランス)

 本日ご紹介するのはドイツのキックボクサー Dr. クリスティーネ・タイス選手です。ドクターと呼ばれるのは彼女が医学の博士号を持っているから。伸びるパンチと高速連打を武器とし、連戦連勝で大会のメインをつとめている大人気選手です。

 開業医の娘として生まれ医学を学んでいましたが、友達の付き添いでたまたま訪れたキックボクシングジムで格闘技に目覚めて熱中、プロで世界チャンピオンにまでなってしまったという経歴。ちなみに旦那さんは心臓外科医で、彼女自身も医療現場の経験があり試合でカットされたら自分で縫える技術を持っているそうです。

Stekos Fight Night Dr Christine Theiss.vs… 投稿者 BushidoWarriorDr.クリスティーネ・タイス(赤のスカート) VS キャシー・ル・メー(黒のトランクス)

 タイス選手は1980年生まれの現在33才、これまでにプロ37戦36勝1ドロー13KOという立派な戦績。WAKO、WKA、ISKA、WKUというヨーロッパで有力な空手系キックボクシング団体の世界タイトル歴があります。

 これらの団体はヒジ、ヒザ、ローキックが禁止で、アメリカでもかつては主流だったいわゆる「WKAルール」を採用しているのが特徴です。日本などの現在のキックボクシング団体と比べて、ローで蹴られることがないのは楽なように思えますが、逆に言えば蹴りは全部ミドルかハイでなければならず(蹴らなければ減点)、それが10ラウンドも続くのですから大変です。

 上掲の動画は約1ヶ月前にミュンヘンでおこなわれたタイトルマッチ。タイス選手のパンチにル・メー選手は対応出来ませんでしたね。2011年には同じミュンヘンで韓国のイム・スジョン選手がタイス選手に挑みましたが10ラウンド判定で敗れています。
 
WKUウェルター級タイトルマッチ 2分10R
○Dr. クリスティーネ・タイス(ドイツ)
TKO 5ラウンド レフリーストップ
×キャシー・ル・メー(フランス)
Dr. クリスティーネ・タイス選手のTKO勝利
(キャシー・ル・メー選手は2ラウンドに1回、5ラウンドに2回ダウン)

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