Boxing
2013年4月13日(土)アルゼンチン パラナ
IBFスーパーフライ級タイトルマッチ
王者 デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)紫のコスチューム
VS
挑戦者 ガブリエラ・ブービエ(ウルグアイ)青のコスチューム
昨年11月にIBF同級世界王者となったデボラ・ディオニシウス選手(アルゼンチン)が、ウルグアイのガブリエラ・ブービエ選手をホームに迎えて初防衛戦をおこないました。
IBFは男子では歴史と実績のあるメジャー団体ですが、日本は今月1日から新加盟国として仲間入りをしたばかり。WBC/WBA/WBOと違って暫定王者や休養王者をほとんど作らず、各階級に世界王者はひとりだけという非常に分りやすい運営をしている団体です。
加盟直前に王座を獲得した高山勝成選手が現在のところIBF王座を保持している唯一の日本人選手。
女子王座の認定開始は2010年と非常に遅く、現在の女子王者は8人。その中で一番名前が知られているのはフライ級のエヴァ・ナイト選手(アメリカ)でしょうか。これまでのところIBFの女子タイトルマッチに出場した日本人選手はまだひとりもいません。
ディオニシウス選手の防衛戦は、ご覧のとおりに非常にスピード感あふれる好試合となりました。アマチュア仕込みの速さとテクニックに、プロのパワーと迫力が加わり、見応えのある試合をするチャンピオンと言えるでしょう。挑戦者のブービエ選手は何発もの直撃弾をもらいながらも最後まで試合をあきらめないで王者に喰いついていきました。ガッツのある選手です。王者は現在25才、挑戦者は21才。どちらもまだまだ伸びていくボクサーですね。
IBFスーパーフライ級タイトルマッチ
○王者 デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)
判定 3-0
×挑戦者 ガブリエラ・ブービエ(ウルグアイ)
ディオニシウス選手が3-0で判定勝利、同王座の初防衛に成功。
この試合の結果、両者の戦績は以下のようになります。
デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)12戦12勝4KO
ガブリエラ・ブービエ(ウルグアイ)14戦9勝4敗1分2KO
前回記事 デボラ・ディオニシウス vs ミッシェル・プレストン IBF世界タイトルマッチ 動画 ボクシング女子
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