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ヴァレンティーナ・シェフチェンコ VS リンゼイ・ヘイクラフト 結果&ノーカット動画 Legacy Kickboxing旗揚げ戦 キックボクシング女子

 KickBoxing

2015年1月16日(金)アメリカ テキサス州 ヒューストン
Legacy Kickboxing

アメリカでキックボクシングの新しいイベント『レガシー・キックボクシング』が旗揚げされました。これはMMAの『レガシーFC』から派生したイベントで、ここ数年、キックからMMAへと人材が流出を続けてきたのが、逆にMMA選手がキック方面に進出するターニングポイントとなる動きとして注目されています。アメリカのムエタイイベント『ライオン・ファイト』の成功、『WCKムエタイ』と『武林風』のコラボなどが打撃系再発見を引き出しているものと思われます。

キックボクシングルール 135ポンド(61kg)級 3分3R
リンゼイ・ヘイクラフト(アメリカ)黒のトランクス
VS
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー)白/赤のトランクス

記念すべき旗揚げ大会の女子第1号としてリングに上がったのは地元アメリカのリンゼイ・ヘイクラフト選手と、ペルーの凶暴弾丸娘ヴァレンティーナ・シェフチェンコ選手。

試合はご覧の通り最初からシェフチェンコ選手が素晴らしい技のキレで圧倒しますが、かつてのように一方的に押しまくって相手に何もさせずに勝つというファイトスタイルではなく、相手の動きに合わせてカウンターを入れたりコンビネーションを見せるという落ち着いた戦いぶりを披露。

第2ラウンドにはヘイクラフト選手が見事なハイキックを決めてシェフチェンコ選手に尻もちをつかせるというサプライズが起こりますが、それでもシェフチェンコ選手は逆上のそぶりもなく冷静で、最後まで暴走ファイトは封印したままクリーンな試合に徹しました。

かつては常に不穏な空気を漂わせていたシェフチェンコ選手も20代半ば。そのピカイチのテクニックとパワーに磨きをかけながら、内面的にも完全に大人のプロファイターとなったようです。ボクシング、ムエタイ、サンボと格闘技ならなんでも出来る彼女の次戦はMMAとの情報もありますが、ヴァレンティーナ・シェフチェンコ選手の未来はとても明るいと言えるでしょう。

キックボクシングルール 135ポンド(61kg)級 3分3R
×リンゼイ・ヘイクラフト(アメリカ)黒のトランクス
判定
○ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー)白/赤のトランクス
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ選手の判定勝利
16th January 2015 Houston, Texas
Lindsey Haycraft(USA) VS Valentina Shevchenko(PER)
Winner Valentina Shevchenko via decision

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