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朱里 VS ウ・メイディエ戦のジャッジとレフリングについて K1の採点基準 キックボクシング女子

 KickBoxing

K1_EvsSYURI2015年2月1日(日)中国 長沙
K1 China vs Japan

K1ルール 3分3ラウンド
ウ・メイディエ(中国)
判定
×朱里 しゅり(ボスジム)
ウ・メイディエ選手の判定勝利
(朱里選手は第3ラウンドに掴みの反則でイエローカード 。減点1)

 この試合に関しまして、判定結果やレフリングについて読者のみなさんからメールをいただきました。

 とくに「朱里選手が常に前進して勝っているように見えるのにどうして負けなのか?」という内容が多かったです。

 Kー1での判定基準はこちらのオフィシャルページに公開されています。

 これによりますと、Kー1の採点の基準には
1. ダウン数
2. 相手に与えたダメージの有無
3. クリーンヒットの数
4. アグレッシブ度(攻撃点)

となっています。

 今回の試合ではダウンはありませんでしたので1.は関係ありません。

 2. に関しては本当のところは選手本人でないとダメージの有無は分かりませんが、ジャッジの人たちは、当たった瞬間に相手の顔が上や横を向いたり、動きが止まったりするようなパンチやキックを「ダメージあり」と判断するようです。また、動きの中でカウンターでもらった打撃は通常よりも「ダメージが大きい」と判断されます。

 3. のクリーンヒットは文字通りにきれいに決まったパンチやキックのことで、単なる手数ではありません。きちんと当たった数が評価されます。

 4.は前へ前へと出る姿勢、ひとつでも多くパンチやキックを放つ積極性のことです。

 ここで大切なのは、採点基準には1から4の順で優先順位があるということです。

 今回は朱里選手は非常に積極的に前進を続け、ウ・メイディエ選手は後退を続けました。ですから4.の部分は朱里選手のもので間違いありませんが、2. や3.はウ・メイディエ選手が上回っていたと思います。

 ですからこの試合は、採点の優先度が高い2. と3.を征したウ・メイディエ選手の勝利で問題ないのではないでしょうか。公平なジャッジだと思います。

 日本や韓国では「気持ちの強さ」イコール「選手の強さ」との考えから、ファンも関係者の人たちも4.の部分を非常に大きく評価しますが、ジャッジ的には前へ出る姿勢は必ずしもポイントにはつながらないので注意が必要です。

 レフリーはカナダの人で、試合さばきそのものは無難に思いましたが、最後の減点は、ちょっと不公平な感じです(初期のK1のイエローカードは警告の意味でしたが、現在では減点となっています)。

 たしかに両者ともに掴みはちょくちょく出ていましたが、あの場面で掴んできたのはウ・メイディエ選手。また、どちらにせよ、カードを出すほど悪質なものではなかったように見えました。

 しかし、あのカードが無かったとしても結果は変わらなかったと思います。

 朱里選手はやぶれたとはいえ中国のチャンピオンを相手に大変良く戦っており、非常に感銘を受けました。必ず次につながる試合だと思います。

 報道によると、Krushの宮田プロデューサーは今回の試合を「凡戦」と言い切る厳しい評価をくだしているようですが、さすが、熊谷直子選手の時代から女子キックを現場で知っているプロフェッショナル、あまい基準は持っていないようです。この人がいるかぎりKrush女子がぬるま湯につかることはないでしょう。

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