Boxing
2016年3月1日(火)東京 後楽園ホール
OPBF東洋太平洋女子ダブルタイトルマッチ
OPBFミニフライ級タイトルマッチ 8回戦
×王者 小田美佳 おだみか(宮田)
TKO 第5ラウンド タオル投入
○挑戦者 花形冴美 はながたさえみ(花形)
花形冴美選手がTKO勝利でOPBFミニフライ級新王者に
OPBFアトム級タイトルマッチ 8回戦
×王者 神田桃子 かんだももこ(勝又)
判定 0-2
○挑戦者 秋田屋まさえ あきたやまさえ(ワイルドビート)
秋田屋まさえ選手が判定勝利でOPBFアトム級新王者に。
(76―76、75-77、75-77)
第7試合 54.0kg契約 8回戦
×氷室笑香 ひむろえみか(レパード玉熊)
TKO 2ラウンド終了時に氷室選手コーナーが棄権
○天海ツナミ てんかいつなみ(元WBA世界女子スーパーフライ級王者・現OPBF東洋太平洋バンタム級王者/アルファ)
天海ツナミ選手のTKO勝利
第6試合 ライトフライ級 6回戦
ソーンサワン・サラカーンジム(タイ)
TKO 第5ラウンド レフリーストップ
江畑佳代子 えばたかよこ(元OPBF東洋太平洋フライ王者/ワタナベ)
江畑佳代子選手のTKO勝利
第5試合 アトム級 4回戦
×武藤美希子 むとうみきこ(角海老宝石)
判定 0-3
○青木紗耶香 あおきさやか(EBISU K’s Gym)
青木紗耶香選手の判定勝利
第4試合 スーパーバンタム級 4回戦
×神成麻美 じんなりあさみ(カシミ)
TKO 第4ラウンド
○後藤あゆみ ごとうあゆみ(ワタナベ)
後藤あゆみ選手のTKO勝利
第3試合 ライトフライ級 4回戦
○鈴木菜々江 すずきななえ(シュウボクシングジム)デビュー戦
判定 3-0
×関歩夢 せきあゆむ(SRSボクシングジム)デビュー戦
鈴木菜々江選手の判定勝利
第2試合 47kg契約 4回戦
×シーザー・マノップジム(タイ)
TKO 第2ラウンド
○塙英理加 はなわえりか(UNITED)
塙英理加選手のTKO勝利
第1試合 50.5kg契約 4回戦
×下岡由美子 しもおかゆみこ(横田スポーツ)
TKO 第2ラウンド
○小関有希 こせきゆうき(K&W)
小関有希選手のTKO勝利
無駄な演出は一切無く、ポンポンと小気味よく試合が連続する素晴らしい大会でした。試合内容もハイレベルで、見にきたお客さんの満足度はすごく高かったと思います。選手、スタッフ、関係者のみなさま、本当にいい大会をありがとうございました!
小田美佳 おだみか(前OPBF東洋太平洋ミニフライ級王者/宮田)15戦6勝8敗1分1KO
花形冴美 はながたさえみ(現OPBF東洋太平洋ミニフライ級王者/花形)20戦12勝6敗2分6KO
神田桃子 かんだももこ(前OPBF東洋太平洋アトム級王者/勝又)20戦9勝9敗2分3KO
秋田屋まさえ あきたやまさえ(現OPBF東洋太平洋アトム級王者/ワイルドビート)18戦10勝6敗2分3KO
氷室笑香 ひむろえみか(レパード玉熊)8戦5勝2敗1分1KO
天海ツナミ てんかいつなみ(元WBA世界女子スーパーフライ級王者/アルファ)33戦22勝11敗11KO
ソーンサワン・サラカーンジム(タイ)
江畑佳代子 えばたかよこ(元OPBF東洋太平洋フライ王者/ワタナベ)15戦9勝6敗5KO
武藤美希子 むとうみきこ(角海老宝石)6戦2勝4敗
青木紗耶香 あおきさやか(EBISUK’s)5戦2勝3敗1KO
川村沙也香 かわむらさやか(古口)1戦1敗
樽井捺月 たるいなつき(アルファ)3戦3敗
神成麻美 じんなりあさみ(カシミ)5戦3勝2敗1KO
後藤あゆみ ごとうあゆみ(ワタナベ)2戦2勝2KO
鈴木菜々江 すずきななえ(シュウボクシングジム)1戦1勝
関歩夢 せきあゆむ(SRSボクシングジム)1戦1敗
シーザー・マノップジム(タイ)
塙英理加 はなわえりか(UNITED)4戦4勝1KO
下岡由美子 しもおかゆみこ(横田スポーツ)4戦2勝2敗1KO
小関有希 こせきゆうき(K&W)4戦2勝2敗1KO
コメント
神田選手vs秋田屋選手は予想通り熱い試合でした。
終始激しく打ち合った両者。秋田屋選手がパンチの精度で上回っていましたが、神田選手も執念で攻め最後まで一瞬も目が離せずスリリングでした。
序盤、秋田屋選手が軽快にジャブを繰り出せば、神田選手もボディにフェイントをかけ多彩な動き。
バッティングもありダメージは秋田屋選手の方があるように見え、これから神田選手のペースか、と思いましたが…。
中盤も秋田屋選手の動きは落ちませんでした。打ち合いにも応じつつ神田選手を捌き続けました。
パンチの正確性の秋田屋選手、手数の神田選手でしたが、秋田屋選手は相打ちを恐れず打ち合ってました。ここで下がったら神田選手に押されていたかもしれません。
神田選手も当てましたがパンチの精度が悪くダメージを与えれず。
試合が急に決まったので秋田屋選手はスタミナも心配でしたが、さすがベテラン。きっちり仕上げて来ましたね。終盤やや疲れが見えたかに思いましたが最後まで素晴らしい動き。
終盤、諦めない神田選手が攻めこれは掴まえるかと思われましたが…。接近戦で神田選手はボディを連打し顎へアッパー。秋田屋選手も反撃し、激しいボディの打ち合いは圧巻でした。神田選手のパンチも当たってましたが秋田屋選手の動きを止めるまでには至らず。
やはり当てる上手さでは秋田屋選手が上手。
終盤も秋田屋選手は動きが落ちませんでしたね。鳩尾辺りに強烈なボディを連発して神田選手の動きを止めて逃げ切りました。
秋田屋選手は最高のパフォーマンスを出しました。見事でした。
神田選手も良かった。
両者の今後に期待です。
私の周りの席で最初は「女子はねぇ…」と言ってた後楽園ホール常連風のボクシングファン達もスリリングな試合に秋田屋コール、桃子コールをはじめてました。
女子ボクシングへの認識アップと共に、両選手の名前はファンの記憶に残ったことでしょう。
>ボクシングファンさん
観戦レポートありがとうございます!
「女子はねぇ…」と言われても仕方ない試合や選手が目立つところにありますからそういう反応も仕方ないですね。
だからこそ、神田選手対秋田屋選手のカードを見てもらいたかったので、それがかなったんなら良かったです。ほんとうに。
アレじゃなくてコレだと思ってもらえたら最高です。
この日は全体的にレベル高くて良かったですね。
>queens of the ringさん
>ボクシングファンさん
写真およびレポートありがとうございました。
なかなかの好試合の連続で、女子ボクサーたちが観客の心をつかんでくれたと信じています。
ただ、この大会とは直接関係ないかも知れませんが、CSのSky-Aで女子ボクシングを放送してくれなくなったのが残念です(女子キックも)。
本当に素晴らしい大会でした。最初から見られて良かったです。