Boxing
2017年6月23日(金)イギリス ニューキャッスル
ライト級 4回戦
ナターシャ・ジョナス(イギリス)青
VS
モニカ・アントニク(ポーランド)赤
ロンドンオリンピックのブロンズメダリストがまたひとりプロデビューしました。『ケイティー・テイラーの好敵手』と呼ばれたナターシャ・ジョナス選手(イギリス)です。
彼女はイギリスの女子アマチュアボクシングのスターで、2012年5月の第7回世界女子ボクシング選手権60kg級で銅メダルを取ってロンドンオリンピックの出場権を獲得。この時、同じ階級のケイティー・テイラー選手(アイルランド/金メダル)との対戦はありませんでした。
しかし、オリンピック本番ではこの二人が激突。同大会最高の熱戦となりました(関連記事参照)。この試合はいまだに論議を呼び「ジョナス選手が勝っていた」という意見もある一戦。たしかに、レフリーはテイラー選手がぐらついた時にダウンを取っていないのに、ジョナス選手が打たれると2回もダウンを取っています・・・。
結局、テイラー選手が金メダル、ジョナス選手は銅メダルとなり、その後ジョナス選手は出産などのためにリングを去りました。
しかし、まわりからの誘いも多く、ついにカムバックを決意。彼女はアマではなくプロのリングを選びました。
「わたしは自分の旅を続けるだけ。もしも、その途中でケイティーと出会うなら、それはそういうことなのでしょう」と言うクールなジョナス選手。しかし、まわりは二人のプロでのリマッチを期待するでしょう。もちろん、QRもそうです(笑)。だって、激戦必至ですからね。
プロデビュー戦はあきらかにミスマッチで実力差が大きく、危険と判断したレフリーが早々とストップしてTKO決着となりました。
ライト級 4回戦
○ナターシャ・ジョナス(イギリス)
TKO 第1ラウンド
×モニカ・アントニク(ポーランド)
ナターシャ・ジョナス選手のTKO勝利
ナターシャ・ジョナス(イギリス)1戦1勝1KO
モニカ・アントニク(ポーランド)5戦1勝4敗
関連記事 ロンドンオリンピック ボクシング女子ライト級 ケイティー・テイラー vs ナターシャ・ジョナス 動画
関連記事 ケイティー・テイラー VS ニーナ・マインケ WBA女子ライト級インターコンチネンタル王座決定戦 結果&ハイライト動画 ボクシング女子
関連記事 朗報! ゴールデンボーイ・プロモーションがマーレン・エスパーザと複数年契約 アメリカの女子ボクシングの復興なるか? ボクシング女子
コメント