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ファーストレディ 対 お騒がせ炎上キャラ 5団体統一ウェルター級タイトルマッチ セシリア・ブレークフス VS ミカエラ・ローレン II 結果&ハイライト動画 ボクシング女子

 Boxing

2017年10月21日(土)ノルウェイ オスロ

WBA/WBC/WBO/IBF/IBO5団体統一ウェルター級タイトルマッチ
王者 セシリア・ブレークフス(ノルウェー)
VS
挑戦者 ミカエラ・ローレン(元WBCスーパーウェルター級王者/スウェーデン)

 ボクシング女子のスーパースターで、世界5団体統一王者31戦無敗、WBC女子ウェルター級王座連続20回防衛という、人気、実力、記録のすべての点で世界の頂点にいるセシリア・ブレークフス選手が今月21日に自身の持つ5本のベルトの防衛戦をおこないました。

 ブレークフス選手は強いだけではなく、上品で優雅なイメージでも知られ『ファーストレディ・オブ・ボクシング』というキャッチフレーズが定着しています。

 このパーフェクトなスターボクサーへの今回の挑戦者は、ボクシング界の炎上女として知られるミカエラ・ローレン選手(元WBCスーパーウェルター級王者、防衛3回)。両者は7年ぶりの再戦です(前回は7回TKOでブレークフス選手が勝利)。


 ローレン選手はもともとは水泳のエリート選手でしたが、ドーピング疑惑で実刑14ヶ月という制裁を受けてスウェーデン水泳代表から外され、ボクシングに転向してきた異色の経歴の持ち主。

 そうしたダーティーイメージを背負っているためか、ボクシング界では開き直ったようなワルな言動が多く、お騒がせボクサーとして毎度ネット上をにぎわせています。

 リングの中では常識的なボクシングながら、記者団の前では対戦相手を罵倒する、頭から水をかける、虫除けスプレイを浴びせるなどやりたい放題。

 そんなローレン選手が今回やらかしたのが上掲の動画(かつて、WBO王者クリスティーナ・ハマー選手に挑戦した時も同じことをやってましたね)。

 不意を突かれたブレークフス選手は「ひさしぶりだわ」と妙なジョークを返しながら、笑いが止まりません・・。

 そして、試合は一転ガチモード、体格にまさるローレン選手が序盤は勢いのある左右ストレートで健闘、両者の壮絶なパンチの交換となりましたが、第3ラウンドあたりからスピードとテクニックでブレークフス選手がペースをつかみます。

 そして迎えた第6ラウンド、仕留めにかかった王者が右ストレートから返しの左フックで挑戦者をなぎ倒します。

 ローレン選手は必死に立ち上がって一旦は試合再開となりますが、動きを見てダメージの蓄積を確認したレフリーが試合をストップ。セシリア・ブレークフス選手がTKOでタイトル防衛に成功しました。

 これでブレークフス選手は無傷の32戦全勝。WBC王座連続21回防衛、WBA王座連続20回防衛という大記録を更新しました。

 しかし、日本のボクシング記者さんたちはどうしてこの人のことをちっとも伝えないんでしょうね?

 嘘ばっかり流してないで、たまには本当のことを書きましょうよ。

WBA/WBC/WBO/IBF/IBOウェルター級タイトルマッチ
○王者 セシリア・ブレークフス(ノルウェー)
TKO 第6ラウンド
×挑戦者 ミカエラ・ローレン(スウェーデン)
セシリア・ブレークフス選手がTKOで勝利しタイトル防衛に成功。
(第6ラウンドにミカエラ・ローレン選手ダウン1)

 この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
セシリア・ブレークフス(ノルウェー)32戦32勝9KO
ミカエラ・ローレン(スウェーデン)34戦29勝5敗13KO

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