KickBoxing
2018年4月21日(土)韓国 イクサン
MAC FC 13
MAX FC コンテンダーリーグ 48kg契約体重 2分3R
パク・ユジン(韓国)赤
VS
チョン・シオン(韓国)青
動画は4月のMAX FC13でおこなわれました48kg女子の一戦です。赤コーナーは18才のパク・ユジン選手。青は20才のチョン・シオン選手。
この試合、開始30秒でパク・ユジン選手の蹴りがローブローとなり、チョン・シオン選手のダメージの回復を待つことになりますが、直後にも再びローブロー。
というわけで、第1ラウンドはなんだかグダグダ。ローブローはダメージもそうですが、選手のやる気をかなり削ります。見てる方も「続行したらやったほうが有利のはず」と思っちゃって、勝敗の興味がかなり薄れますね。
悪意があったようには見えないので、偶然+未熟が原因のローブローだとは思いますが、被害者のチョン・シオン選手は途中から試合に集中出来ていないようでした。残念な試合という感じです。
MAX FC コンテンダーリーグ 48kg契約体重 2分3R
○パク・ユジン(韓国)赤
判定 5-0
×チョン・シオン(韓国)青
パク・ユジン選手の判定勝利
コメント
シュートボクシングしていました。
ローブローは1度入れられると、立て続けに入れられることが多かったです。
相手との身長や得意技の相性が影響しているのかもしれません。
反則部位である下腹部を打たれることは基本的には考えられないことですので、打たれたからといって、積極的にガードするがないことも要因かもしれません。
アンダーガードをしていても、角度や威力によっては大きなダメージになることもあります。
プロテクターの鼠径部の隙間から恥骨につま先を立てられた時は、意識が飛びました。
回復といっても、しばらくは疼きますし、それにより、意識はしていなくても結果的に下半身の動きが制限されてしまうことはあると思います。
それがやる気のなさとして映ってしまうのだと思います。
>りこさん コメントありがとうございます!
やる気のなさというよりも、試合に集中できない感じで、さらに動き自体が制限されるということなんですね。
ローブローは10秒や20秒時間をもらってもそれ以前の状態に戻るものでもないし、競技の面でも安全の面でも軽視できませんよね。
ローブローに限らず、強烈なダメージを受けたり、ダメージが蓄積したりすると 、どうしても集中力を維持することは難しくなってきます。
正中線の末端部である下腹部にダメージを受けると、下半身に力が入らなくなったり、下半身の感覚が麻痺したりすることが多いです。
そうすると、足さばきが悪くなってきて、巧みな hit and away ができなくなりますし、キックのキレも悪くなってしまいがちになります。
ダメージの回復にどれくらいかかるかは、状況次第です。
ただ「続行したらやったほうが有利のはず」ということはないと思います。
といいますか、あってはならないことですよね。
反則をしたほうが有利になるなら、それはもう格闘技ではないです。
>りこさん コメントありがとうございます。
続行したらやったほうが有利のはずというのは、反則を肯定しているわけではなく、単にみんなが思っている事実を書いているだけです。
本当は反則で有利になってはいけませんけど、現実には故意に反則をする人は多いですし(この試合が故意だとはおもいませんが)、それでチャンピオンにまでなっている人がいるのが実際の格闘技界です。
勝てば正当化されるというか無かったことになってしまうんですから。
それではいけない、と当ブログも悪質な反則については度々指摘はしています。
なお、この話題については『女子のローブローについて 一般の格闘技ファンのための100の大事なことがら その39』というのを書いていますので、そちらも見ていただけば当ブログの立場は理解していただけるとおもいます。
「続行したらやったほうが有利のはず」というのは、みんなが思っている事実ということですけれど、何か根拠はあるのでしょうか?
私はそうは思わないです。
故意に反則という点では、恥骨につま先を立てられた時は疑いました。
相手は私の下腹部に前蹴りを入れた直後、 足首のスナップで、ロングスパッツ越しではありましたけれど、アブスメントガードを明らかに弄りましたので。
偶然、足首がスライドしたと言われれば、それまでですけれど。
それでもアブスメントガードの切れ目を探るようにして、隙間から足指を突き立てられた時は、わざとでしょって思いました。
この試合では、これ以後、それまでの精彩は欠きましたけれど、怯むことなく、積極果敢に攻めたことで、ポイントを稼ぎ、判定勝利はできましたよ。
反則が故意か偶然かはわからないことが多いと思います。
人によっても、判断の分かれることもありますし。。。
私も故意に反則と思われる行為をした相手に負けたことがありますけれど、それはそれで潔く受け容れました。
それがファイターだと思いますので。
『女子のローブローについて 一般の格闘技ファンのための100の大事なことがら その39』も拝見させて頂きました。
「女子にもローブローあるの?」といいますか、「女子にも金的あるの?」と聞かれることはありますね。
特に、見学に訪れる青少年に、たまにです。
その際は、金的は、男性器の俗称の隠語ではないこと。(回りくどい言い方ですみません。格闘技をする者として、礼節を欠く言葉を使用したくありませんでしたので、お察しください。)
男女問わず、『1.体の前面で、2.ベルトラインから下、胴体部と大腿部を結ぶラインから上の、3.生殖器官を含む部分』を指すということを、きちんと説明するようにしています。
根拠というより当然の帰結ですよ。
反則された方にはダメージがあるぶん、した方は有利でしょう。
だからこそひどい反則にはペナルティがあるわけです。
やった方が有利になったぶん減点などで有利不利を調整するわけです。
この試合の場合、減点も何もありませんでしたから、故意かどうかはべつとして、
反則した側は有利になり、された側は不利になったと思います。
ただそれだけのことを書いているのであり、反則を正当化するものではありません。
大観衆の見ている中で股間蹴られるって屈辱じゃないですか?
確かにやる気そがれるかも。
致し方ないとはいえダメージ回復のために股間を摩ったり身をくねらせたりそんな姿を私だったら見られたくないですね。
>通行人さん
そうですよね。男性でも女性でも出来るだけ避けたい事態です。
ローブロー用の防具は市販されているとはいえ、どれもいろいろ欠点があるようですし、
つけていてもダメージはありますから、リング上で苦痛の姿となってしまいます。
故意のローブローは絶対ダメですが、偶発的なものは防ぎようが無いし、いい防具が開発されてほしいですね。
軽くて、柔軟で、衝撃をよく吸収してくれる素材なんてないですかね。
女子もローブロー反則なんですね。
男女平等という考えなら当然と言えば当然か?
ローブローを認めるととやりたい放題になって考えによってはセクハラを認めることにもつながりますもんね。
人前で股間を痛めつけ合う行為が横行したら、そりゃもう確かに格闘技じゃない。
>ななしさん コメントありがとうございます。
男女平等というよりも、人間なら誰でもベルトラインから下の攻撃を受けるのは危険だからなんですね。
関連記事も貼りましたのでご一読よろしくおねがいします。
関連記事貼り忘れ?
貼られていないような
記事の最後に貼ってますよ。
見れない場合はこちらのアドレスからお願いします。
あるいはタイトルで検索してください。
http://queensofthering.com/archives/51947016.html
『女子のローブローについて 一般の格闘技ファンのための100の大事なことがら その39』
>QRさん
ついムキになってしまい、失礼しました。
反則をしたほうが有利になるという、矛盾を解消できればと思いました。
論理的に考えれば、当然の帰結かもしれません。
けれど、その反則に屈する憶することなく、立ち向かうのがファイターだと思います。
ローブローは、数ある反則の中でも、特に、卑劣、卑怯、卑猥、だと思いませんか?
下腹部を痛めつけるって、最低の行為ですよね?
聖域であるリングの上で。。。
感動、希望を与えるべき、観戦者、応援者が見ている中で。。。
下腹部にダメージを受け、苦悶する姿は晒したくないですよね?
やむを得ずそのような姿を晒してしまった場合、ファイターなら、そのまま引き下がりたくないはずです。
少なくとも、私はそんな目に遭わされたら、偶然でも相手を簡単に許すことはできません。
そういうことをお伝えしたかったです。
ローブローが反則なのは、肉体的ダメージが大きいため危険だからということだけではないと思います。
礼を重んじ、弱きを守る格闘技においてはなおさら、恥ずべき行為だと思いませんか?
いろいろと熱くなってしまいました。
格闘技で試合をする上で、ローブローは女性も避けては通れない大きな問題だと私も経験上思います。
差し支えなければ、『女子のローブローについて 一般の格闘技ファンのための100の大事なことがら その39』にも書かせて頂きますね。
よろしいでしょうか?
りこ こと 舞 より
>舞さん コメントありがとうございます。
おっしゃることは良くわかります。
また、どの記事にでもご自由にコメントしてください。
反則をしたほうが有利になるのはとても不条理なことです。本来は反則があったらダメージが回復するまでタイムをとって、その後、再開すべきところだと思います。
しかし、大会進行の都合上、そんなに時間も取れず、数十秒での再開が普通になっていますよね。
反則ではなくて、試合がノックアウトで終わった場合、倒れた選手を数十秒で立たせるのも、本当は良くないことだと思います。
ノックアウトは脳震盪ですから、しばらくの間は動かさないのが本当ですから。
このへんが、スポーツとはいえ、興行としてやっているための歪みですよね。
見ている方ももっと理解を持って、選手のダメージを考えるべきだと思いますし、興行側ももっと選手を大事にやってほしいと思います。
キックボクシングをやっています。
最近スパーリングができるようになりました。
毎回の練習は楽しいですが、一つ悩みがあり、
ちょうどそれがこの記事のないように似ていました。
私の身長が175センチ背が高く、でほかの女子選手は
160センチか150センチと低い選手もいます。
身長差の関係で、ほかの選手の腹部が
私の股間部となるため、クリンチ状態においての
相手の膝蹴りがどうしても私の股間に入ってしまいます。
アブスメントガードは必ずしていますが、
かなりの激痛です。
毎回、インターバルは取ってもらえていますが、
男子が見ている前ではおさえるのは、恥ずかしいと
思ってしまい我慢をしています。
ローブローをもらってしまったときは、どのように回復させていますか?
また、股間にはいってしまうのは、身長差なので、しかたのないことでしょうか?
対処方法はありますでしょうか?
>ひなちんさん
気になりましたので、コメントさせて頂きます。
当方、シュートボクシングに携わる者です。
格闘技はキックボクシングが初めてですか?
スパーリングができるようになると、格闘技をしているって実感が出てきますよね!
一人ですと、「体」を作ることがメインで、そこに「技」を磨くことが付加される。
それが二人になると、「技」を磨くこと、「心」を研ぐことがメインになってきます。
そうすると、一気に世界が広がります。
今、格闘技をより楽しく感じられるようになってくる時期なのではないかと思います。
でも同時に、苦しさを経験し始める時期でもあると思います。
今回のローブローの悩み、よくわかります。
私も170cm超で、背の低い相手と闘うことが多かったです。
組み合った際、相手の膝蹴りが下腹部に入ったこともあります。
下腹部をおさえる姿は見られたくないものですが、恥ずかしがる必要はないです。
相手の反則行為によるものなので、堂々としていればいいと思います。
変に我慢して、その後の試合に響くほうがよくないです。
私自身、のたうち回ったり、摩りまくったりしたこともあります。
冗談交じりに冷やかされることはありましたけど、それで軽蔑されることはなかったです。
むしろ、その時の闘いぶりとか見て、かっこよかったって言ってくれた人もいました。
男性とかも意識する必要なしです。
勝つこと、良い試合をすることに専念です。
観客に感動してもらうには何が大切か、ですね。
組み合った場合、仕方ないといえばそれまでです。
より密着する、引き離すなど瞬時に対応し、そもそも膝蹴りを受けないようにです。
下腹部に受けるのも大変ですが、ボディに受けても大変です。
そういえば、格闘技をまだ始めたばかり?でしたですね。
ついつい熱くなっていろんなことを書いてしまいました。
苦しいことも乗り越えて、格闘技を続けられることを祈念します。
>舞さん
コメントありがとうございます。
格闘技はキックボクシングがはじめてです。
スパーリングができるようになって、
より一層キックボクシングが好きになりました。
アドバイス通り、この前のスパーリングで、
股間に膝蹴りが入ったときにはじめて
恥ずかしがらずに素直に悶絶しました。
男性たちはけいべつなどせず、
「女の子もそこは痛いし、素直にいってもらった
ほうが、ケアとかしやすいよ」
とすごい心配してくれました。
膝蹴りを受けない対応もしました。
1試合で3~4回くらい膝蹴りもらいます。
ただ、前回のコメントにも書きましたが、
身長差の関係で、その膝蹴りが
すべて股間に入ってしまいます。
リーチ差があるので、私とやるときはほとんどの
女の子が距離をつめて、詰めると同時に組んで
膝蹴りかそのまま膝蹴りをしてきます。
クリンチの方法に問題があるのでしょうか?
対応が遅いのでしょうか?
ひなちんさん、ご質問ありがとうございます。
また、QRがお返事出来ない間に舞さんがご回答をくださり、ひなちんさんの参考になったようで良かったです。やはり、こういう問題は現場の方の意見が一番です。舞さん、本当にありがとうございます。
ひなちんさん、QRが思うに、ひなちんさんがローブローでの苦しさを我慢しなくなったことは大変良いことです。苦しいと言わないと、やっている相手もその意味がわからないんですよね。
この件に関してはひなちんさんばかりが悩むことではなくて、実は相手の選手のひとたちの技術面が原因でもあります。接近戦になるたびにローブローになるのなら、そのひとたちの問題です。
また、QRは技術面のお話は出来ませんけど、基本的な考え方として、ひなちんさんには恵まれたフィジカルがあるので、接近されてからの対処よりも、その長い手足で相手を寄せ付けないことのほうが大事かなと思います!接近戦の実際についてはそばで見ている指導者の方に質問しましょう。技術面は人の数だけケースが違うので、見てくださる方のアドバイス以上のものはないと思いますよ。
ひなちんさん、舞さん、コメントありがとうございました。
>ひなちんさん
ひなちんさんの心理的な悩みが解消されたみたいでよかったです。
私は自分を変えたい、思い切り弾けて自分を表現したい。
そんな場を求めていた時に、シュートボクシングに出会いました。
相手と闘う以上、顔をボコされたり、フルボッコにされたりする覚悟はしていました。
でも、アブスメントガードを見た時は正直なところ、少し引きました。
どうなっても、凛として誇り貫き闘い抜くって心に決めてはいたのですけれど。
そういうこともあるのかと思うと気持ちが少し萎えました。
男性でもローブローを受けて大変な目に遭う人はいる。
少し考えたら、私も同じ目に遭うこともあるとわかるのかもしれません。
でも、本格的にシュートボクシングを始めるまで、そんなこと思いもしなかったです。
男性女性に関わらず、ローブローははっきり意思表示しないとわかりにくいと思います。
もちろん、強烈に受けた瞬間は苦悶せずにはいられないと思いますが、問題はその後です。
我慢して中途半端に再開すると、集中できず満足できない結果になることが多いです。
そうすると勝敗に関わらず、気持ちよく終われないのですよね。
後悔しないために、しっかり主張、できる限りのケアをして再開すべきと思います。
どんな姿を晒そうとも、最後まで闘う意志ある人をみなさん応援してくれます。
それにしてもすべての膝蹴りがローブローって。。。
それは相手のほうに問題があります。
頻繁にあることなのでしょうか?
特定の方ならその方に、不特定多数の方なら指導されている方に問題ありと思いました。
諸事情がわかりませんので、憶測での話になりますが、ひなちんさんは問題ないと思います。
何度もローブローを重ねる相手なら、抗議しても良いように思いました。
始めたばかりですと、すべて自分が悪いと思いがちですが、そんなことはないです。
相手が未熟なだけならまだしも、考えたくはないですけど、もし故意なら陰湿です。
ご自身で抱え込まず、いろいろな人に相談されてもよいかもしれません。
>QRさん
失礼しました。
コメントに気が付きませんでした。
QRさんが言われるとおり今回のひなちんさんのケースは、私も相手が悪いと思いました。
1試合にローブローを3、4発、しかも毎回!?は明らかにおかしいです。
私も同階級では相手より身長が高い場合が多く、リーチで有利になることが多かったです。
私の場合、間合いをとってのキック、パンチを多用
近づかれたら、かわしてカウンターキック後、再び間合いを保つ
それでも接近されたら、逆に組み付いて、関節技、締め技で切り返す
というパターンが多かったです。
関節技、締め技はシュートボクシングならでは。
難度は増しますけど、手足が長いと比較的優位に立てます。
もちろん、いつも思いどおりにいくわけではありません。
けれど、イメージして技のコンビネーションを磨いておく。
そうして、自分のペースに持って行く、引き込むことは大切だと思います。
技術(技)は、自身の身体の特徴、得手不得手を理解
さらには自身の想い、在り方なども考慮して、研究したらおもしろいです。
あとは対戦相手がどんな相手かによっても、繰り出す技は変わってきます。
技は磨けば磨くほど、新たな発見が出てくると思います。
シュートボクシングメインで書きましたけど、キックボクシングも基本的に考え方は同じ。
結構、頭、使います。
ひなちんさんが、キックボクシングにますますのめり込まれたらいいですね!
>舞さん 貴重なお話ありがとうございます。
毎日あっつい!ですが熱中症に気をつけて乗り切りましょう。
きょう少しクラッときたQRでした(笑)。
>QRさん、舞さん
コメント、アドバイス本当にありがとうございます。
膝蹴りが股間に入るのは、1回のスパーリングで3,4回なので、
毎回の練習において合計10回は股間に膝蹴りをもらいます。
背が高いので仕方がないと思っていましたが、QRさんと舞さんのアドバイスで多いことがわかりました。
アドバイスを参考にして前回の練習において、ほかの女子の話と練習内容から
原因がはっきりわかりました。
それは、入会当初からすごくお世話になっている専属男性指導者(Aさん)です。
Aさんからほかの女子のアドバイスが
「クリンチ状態での膝蹴りは、高く上げすぎると動作が大きくなり、スピードが落ちるので、
膝の上げる高さは自分の腹部まででいいよ」でした。
女の子は、ひなちんが相手の場合は股間に当たってしまうかもと思っていましたが、
Aさんが「心配ないし、もし股間を蹴ってしまっても、背の高い女の子は
腹部と間違って股間を蹴られるのは宿命だから」といっていました。
詳しく話を聞いているとどうもAさんが私の股間を狙っているみたいな感じがしたので、
真意を確かめるためにAさんに手加減なしのスパーリングをお願いしました。
1Rは何事もなく終わり、女子の話も勘違いだったと思い始めました。
2Rでそれは起こりました。開始1分後くらいにクリンチ状態でコーナーポストに追い詰められて、押されないように開脚したとき、Aさんの膝蹴りが股間に命中しました。
開脚状態かつコーナーポストで腰も引けなかったので、膝蹴りがもろに股間に入り、クリンチ状態で腕を完全にロックされていたのでアピールもできず、連続で膝蹴りが股間に3回くらい入りました。
激痛でしたが、「そのまま終了してしまうと故意か偶然かがはっきりしないからあと1回は頑張るほうがいいよ」とインターバル中に相談した女子に言われて励まされたので少し間をとり、再開しました。
2Rの残りと3Rの途中までは通常に行われたので、やっぱり偶然だったのかな?と思った残り30秒でコーナーポストを背にクリンチ状態になりました。
「2R目と同じ状況だけど、まさか!?」と思ったときには遅く、
Aさんの連続膝蹴りが私の股間を5回も蹴り上げていました。
疑いが確信に変わりましたが、激痛のため意識も失いかけ、とても立っていられなかったので、練習終了まで回復に専念しました。
練習後にAさんに残ってもらい、女子に相談して言われていたことやスパーリングのことを確かめるために2人話をしました。
Aさんは素直に認めて、謝罪をしてくれました。
うまくはコメントできないですが、Aさんは入会当初からとてもお世話になっていて、悪く思いたくないです。だから、危険も承知でスパーリングもお願いできました。
この件でキックボクシングをやめようとは思いませんし、Aさんとの話で一層すきになりました。
アドバイス本当にありがとうございました。これからもがんばります!!
>ひなちんさん
サーバーの設定の問題でコメントの承認が遅れてしまいました。
大変申し訳有りませんでした。
非常に具体的な内容なので掲載したほうがいいかどうか迷いましたが、
このコメントを書いたことが問題となるならその程度のジムなのでいいかなと思って公開します。
QRがひとことだけ言わせてもらうなら「ジムと選手の関係は選手のほうが主導権を持つべき」だと思います。
コーチが選手を教えるのは職業として当たり前のことですので、心情的なことは交えず
「ここにいたほうが自分にとって良いのかどうか」だけを判断基準になさるべきだと思います。
こんなことしか言えませんが、自分を大事に頑張ってください。
>ひなちんさん
その後、いかがでしょうか?
大丈夫でしょうか?
スパーリングで、連続で膝蹴りによるローブローが3回って、その時点でおかしいです。
指導者なら自分がローブローを放ってしまったのならわかるはずです。
さらにその後に5回って、想像を絶する行為です。
意識を失いかけるひなちんさんを見て、誰も止めようとしなかったのでしょうか?
その指導者の方とは第三者を交えず二人だけで話をされたのでしょうか?
これはもうひなちんさんの問題ですが、その人に言いくるめられていないか心配です。
『股間を蹴られるのは宿命』というローブローを容認するような発言もおかしいです。
ひなちんさんには失礼ですけど、私はこの方は指導者として失格だと思いました。
世間のいろいろなしがらみから解放されたい。
思い切り弾けて、自分を縛る鎖を断ち切りたい。
そういう想いもあって私自身、格闘技を始めたところもあります。
でも実際はじめてみると、男性中心で特異で閉鎖的だなと思う部分もありました。
例えば、私を最初に指導してくれた人は、とても熱心に指導してくれました。
それはそれで良かったのですが、一般的な判断基準がズレていた人でした。
自身の判断で有害と思う人を勝手に決めて、私に近づけないようにしていたのですね。
私の後に入会した男子学生がいたのですが、私はその彼と意気投合しました。
何のために格闘技をするのかとか、将来どうなりたいとか、そんな話についてです。
けれど、私の指導者は私と彼が仲良く話すのが気に食わなかったみたいで。。。
入会して間もない彼に、自分とのスパーリングを勧めたのですね。
スパーリングをするには早く、少しおかしいなと思ったのですけれど。
そのスパーリングで、彼の下腹部を蹴り上げたのです。
彼は七転八倒して半失神です。
そんな無抵抗の彼からファウルカップを外してですよ。
生殖機能に異常ないか確認するとかで。
ロングスパッツの上からでしたけど、触診と称して彼の局部に触れて。。。
筆舌に尽くしがたい屈辱的な行為をしました。
ここに記載するに当たって言葉を選びましたけど。
実に卑猥な行為で、嘲笑までして、
それに同調するような人もいましたけど、私は大変不快な思いをしました。
それからまもなくして彼は退会。。。
私の指導者だった人も、しばらくしていろいろあって辞めるに至りました。
いろいろというのは、私に対する不適切な行為、発言です。
私が、過剰に反応しすぎと言われた人もいました。
でも、もっともだという人もたくさんいて。
同じような目に遭ったと打ち明ける人も出てきて。
最終的に居づらくなってか、辞められました。
その後、ロードワークをしている時に会って、執拗に追い回されましたけど。
毅然とした態度をとって、ようやく決別することができました。
長くなってしまってすみません。
QRさんと同じように、私もひとことだけ言わせてもらうなら
「指導者の態度が少しでもおかしいなと感じたら、早めに対処すること」です。
自分と指導者の関係を一度、冷静に見つめなおすこと。
いろいろな人の話も聞くことです。
私の指導者だった人が辞める時に、女性でひとり辞める人がいました。
その女性は、洗脳されるような感じで指導者と「おかしな関係」になっていました。
「おかしな関係」がどういう関係かは察して下さい。
大変失礼かもしれませんが、もし同じ末路をたどるなら、とても不幸なことだと思います。
当人同士がそれでもよいというのなら、もちろんそこに立ち入ることはできません。
でも、ファイターとして切磋琢磨し合う仲間としては迷惑な話です。
私もこんなことしか言えませんが、QRさんと概ね同じような考えだと思います。
ご自身を大切に。
進むべき道を見定めて、頑張って下さいね!
>QRさん
ひなちんさんが良い方向に進めばいいですね。
卑劣、卑怯、卑猥な行為を容認する指導者は許せないです。
>舞さん
本当に残念なことですが、どんな競技でも不適格な指導者というのはいますよね。
特に格闘技は直接的に選手の身の安全を預かるわけなのに、その意識が低かったり、知識や理性が無かったり、ひどいひとはいくらでもいるようです。
柔道、レスリング、ボクシング・・・、パワハラやセクハラ、暴力事件で問題になった「かつてのヒーロー」は数えたらきりがありません。
以前にも記事で書いたことはあるのですが、格闘技や武道をやっても、必ずしもその人の人格形成には役に立つとは限りません。
なので、相手が指導者であっても「修行しているから人格者」とか「自分よりも深い見識があるはず」と思い込まないのが大事です。
もちろん、人格的にも素晴らしく、なおかつ、自分の知識や経験を惜しげもなく教えてくださる指導者の方には深い尊敬で接するべきですが、
そういうひとなのか、そうでないのかを見ないで盲信することは人生を誤ることになります。
格闘技に限らず、スポーツに限らず、肩書きのあるひとが正しいとは限らないのが世の中です。
安易に他人を信用せず、自分自身を大切にしましょう、
>舞さん
具体例を含めまして、いろいろありがとうございます。
私自身、高校生までは女子高でさらに新体操をずっとやっていました。
なので、男性と関わったことが全くなく、それを変えたいと思っていました。
通学途中にキックボクシングの看板を見ていたらAさんに声をかけられました。
興味はありましたが、お金に余裕がなく、はじめは断ろうと思っていましたが、
グローブやプロテクターなどは無料で貸してくれて、練習着も新体操で使っていたブラトップとタイツで大丈夫だと言われました。
だから、初期費用がほとんどなく、興味もあったので、入会しました。
今回の件につきましては、私が男性と付き合いがなく、男性というものを全く知らなかったことが原因だと思いました。だから、男性に囲まれて教えてもらうことがとてもうれしくなってしまい、言われるがままになっていたと思います。
「ひなちんは、背の高いから相手の膝蹴りが股間に入ることが多いよ」
と教えられても素直にしたがっていました。
Aさんとのスパーリング含め、股間を蹴られたときは、周りは止めるというよりかは、私の体を心配してくれますので、止めないことに疑問を持ちませんでした。
Aさんとの話しあいは、残れる人がいなくて、その日でやりたかったので2人でやりました。
内容はとても載せられるものではないので、簡単に書くならば
「女の子への股間攻撃」についてです。あとは想像にお任せします。
アドバイスをいただいて、自分に甘い気持ちがあったのだと
深く反省しました。
そして、毅然とした態度で意見を言うのも大事だと思いました。
今も元気にキックボクシングはやっています。
ありがとうございます。
>QRさん
舞さんのところでも書きましたが、自分の体を大事に
毅然とした態度は大事であることがわかりました。
これからもキックボクシングに励んでいきたいです。
ありがとうございます。
>QRさん、そしてひなちんさん
気が付かず、お返事が遅くなって申し訳ございません。
もう忘れられているかもしれませんね。
それでも書いておくべきと思い、書かせて頂きました。
ご迷惑でしたら申し訳ございません。
不適格な指導者の件ですが、熱心な方が「不適格」に陥るケースが多いように思います。
熱心であるあまり行為が度を過ぎてしまうというパターンです。
あとは信念が強すぎる方でしょうか。
こうあるべきという自分の考えが強すぎて、選手に押し付けるパターンです。
不適格となってしまった人も最初から不適格だったわけではないと思います。
「想い」が強すぎて、捻じれて不適格になってしまう。。。
指導者として、「想い」が強いことは大切なことです。
でも、それがうまく選手に伝わらなければ、とんでもないことになってしまいます。
知識、経験がないと指導者になれません。
加えて「良い」指導者になるには、それをいかに選手に伝えることができるかです。
リングの猛者でも、育成、指導がうまくできない方は結構いると感じています。
そしてうまくいかないとハラスメント行為に走ってしまう。。。
素直でまじめな選手ほど、自責の念から耐え忍ぶ傾向があります。
でも、自分の頭で考えておかしいと感じたら、声をあげることも大切です。
また、あり得ないと感じることがあったら、去ってもいいと思います。
それは逃げ出すこととは違います。
先に書かせてもらいました「彼」ですが、別のところに入会し、活躍されました。
私自身、育成、指導において至らない点は多々あると思います。
悩むことの連続です。
考えが合わなくて続かない人もいました。
今は、選手の格闘技に対する考え方、格闘技を通じて実現したいことを大切にしています。
価値観の合わない人は、最初から受け容れないようにしています。
選手には格闘技を通じて成長した結果、強くなってくれればという想いでいっぱいです。
それにしても「女の子への股間攻撃」とは。。。
勝つために偶然を装い故意に反則を行うことを、もし指導しているなら戦慄します。
ローブローはほぼあらゆる格闘技において禁止されている行為です。
SBは多くの技が認められていますが、それでもやはりローブローは禁止です。
ローブローは他の反則行為と性質が異なります。
死亡や後遺障害のリスクがあるから禁止されているというよりは。。。
尊厳を貶め、子孫を絶やし、品位を下げる行為であるから禁止されているのです。
プロとなれば、ヘッドギア、ボディプロテクターを外して身一つで闘います。
それでも男性はファウルカップ、女性はアブスメントガードの着用必須です。
それだけ守らなければならないものと考えられているのです。
心を許した異性のみが触れても良い部位を触れるのみならず痛めつける。
生殖機能を破壊し、将来、家族となる子供に恵まれる機会を奪う。
苦痛を緩和するため、不本意とはいえ、性器を弄る姿を晒してしまう。
そのような行為が公然と横行するなら、それはもう格闘技とは呼べません。
格闘技は、選手同士が互いに尊重し合うことで成り立つものです。
相手を敬うことなく闘うなら、それは人(ニンゲン)ではなく獣(ケダモノ)です。
私が指導している人達には、相手を尊重することの大切さを説いています。
でも相手も同じように向き合ってくれるかというと、必ずしもそうではありません。
確証はないものの、どう考えてもそう思われないことも残念ですが極まれにあります。
そんな相手にどう向き合うか。
悩んだこともありましたが、それでも相手を尊重し、正々堂々と闘うことを指導しています。
相手が獣であっても、自身も獣になってはいけない。
そういう時は猛牛に立ち向かう、闘牛士をイメージして闘うよう言っています。
猛り狂う相手にも敢然と立ち向かう。
そういう姿は、賞賛されるもので、観戦者に勇気、希望、感動を与えるものだと。
その結果、倒れたとしても恥ずべきものではないと。
そのようにして闘いを積み重ねていくと、新たにファンとなってくれる方もできます。
それが観戦者の増加につながり、長期に選手を続けられることにもつながります。
そして最後に、多くの方から祝福されて、選手を終えることができます。
ローブローの例で言えば、悶絶しながらも立ち上がる姿に鼓舞されたという方もいました。
卑劣な行為により、苦痛だけでなく、屈辱を味わわせられる。
そんな状況でも、闘う意志を捨てない姿に感動したという言葉を頂いたこともあります。
ファイターは、勝利を目指して戦います。
けれど、そもそもなぜ勝利を目指して戦うのか。
自らは賞賛を得、観る者に感動を与えるため、私はそう思っています。
試合ですから勝つこともあれば、負けることもあります。
結果はどうあれ、最後まで闘い抜く。
どのようになろうと、誇り貫く。
それがファイターとしての務めと信じています。
以上、思うところあり、長く書き連ねてしまいました。
申し上げたかったことは、卑劣な行為の結果、勝っても良いことはない。
また、負けたとしても、立ち上がる勇気があれば、応援してくれる人はいるということです。
今後、格闘技を行う、観るにあたって参考にして頂ければ幸いです。
最後にひなちんさんへ
キックボクシングを続けておられますか?
格闘技をしていると、普段経験しないことを経験し、様々な場面に遭遇します。
肉体的には、かつてない衝撃、苦痛を味わい、リングで無様な姿を晒すこともあります。
その結果、精神的にこれ以上ない屈辱を味わい、心が折れそうになるかもしれません。
そういった状況に陥った時、どのような態度、行動をとるか。
観戦者は選手の一挙手一投足を観ています。
一喜一憂しない芯のある真のファイターに成長されることをお祈りします。
Let’s fight!