観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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小泉礼奈 VS 堀口咲喜、モンブランみき VS 細田めぐみ、アライミチコ VS 前原香那枝 試合経過 VICTORIVA Vol.2 ボクシング女子

 Boxing

2018年8月20日(月)東京 後楽園ホール
VICTORIVA Vol.2

 当日は残念ながら事情により第4試合からの観戦になりましたので、最初の3試合に関しては写真がありません。

 大変申し訳ありませんが、有料動画サイトボクシングレイズさんでの動画観戦の感想だけ残すことにします。

victoriva02


第3試合 53kg契約ウェイト 4回戦
小泉礼奈 こいずみれな(FLARE山上)
VS
堀口咲喜 ほりぐちさき (角海老宝石)

 小泉選手はデビュー戦、堀口選手は今回が2戦め。それにしては両選手ともたいへん堂々として大したものです。試合もアグレッシブで、どちらもガツガツという硬質なパンチを打ち合います。

 けれども、サウスポーの堀口選手がキッチリとジャブを出しているのに対して、オーソドックスの小泉選手の左は形だけでちゃんと打っておらず、明らかに利き腕の右中心の戦い方。というか、左の練習がまだまだなのでしょう。

 しかし、パワーで勝る小泉選手がしだいに打ち勝つ場面が出てきて、第2ラウンド中盤に堀口選手は右ストレートを浴びて腰が落ちるニアダウン。

 鼻血を流しながら耐える堀口選手でしたが、何発めかの顔面直撃打を受けたところでレフリーが試合をストップ。小泉選手がデビュー戦TKO勝利となりました。

第3試合 53kg契約ウェイト 4回戦
○小泉礼奈 こいずみれな(FLARE山上)
TKO 第2ラウンド レフリーストップ
×堀口咲喜 ほりぐちさき (角海老宝石)
小泉礼奈選手のTKO勝利

第2試合 ミニマム級 4回戦
モンブランみき(reason押上)
VS
細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)

 QRにとっての本日の裏メインだったこのカード、赤コーナーにはなぜか試合機会が少なく年に1回しか戦わない女となっている細田めぐみ選手が8ヶ月ぶりに登場。青コーナーは今回は『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインになりきっているモンブランみき選手。

 この階級にしては長身でリーチもあり、オーソドックススタイルのふたり。静かな立ち上がりに見えましたが先に仕掛けたのは細田選手。ジャブを皮切りに、至近距離から大量のパンチを相手の顔面に集中。モンブランみき選手の赤と青のツインテールが激しく揺れます。

 ここで一歩でも引いたらおそらく細田選手のペースに持っていかれる局面ですが、なんとか耐えたモンブラン選手、ボディー、ショートアッパーを打ちながら押し返してピンチ脱出。これが『おんなこどもストップ』のレフリーだったら脱出前に止められた可能性大でしたが・・。

 その後も一進一退の接戦となりますが、前に出ながらのパンチにインパクトがあったモンブラン選手が2者に支持され、スプリットデシジョンでの勝利となりました。

第2試合 ミニマム級 4回戦
○モンブランみき(reason押上)
判定 2-1
×細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)
モンブランみき選手の判定勝利
(39-37、37-40、39-38)

第1試合 48.5kg契約ウェイト 4回戦
アライミチコ あらいみちこ(Reason押上)
VS
前原香那枝 まえはらかなえ(ワタナベ)

 第1試合は両者デビュー戦。どちらもオーソドックスですが、前原選手の方が上背があり、パンチの軌道も安定していて安心して見られる感じ。一方、アライ選手のフォームはいかにもまだまだ。しかし、ガンガン攻める積極性が功を奏して相手を押しこむ場面もあります。

 そう思って見ていた第3ラウンド、アライ選手の出した左フックを前原選手の右が外側から弾くと、アライ選手の左が加速しすぎてクルッと回転して転倒。手と手の接触以外になにもないのですが、田中浩二レフリーはこれをダウン判定。誤審です。

 ミスでもなんでも4回戦でダウンがひとつあったらもう勝敗はそれで決まるのが普通。ということで、前原選手の判定勝利となったわけですが、ポイントが・・ジャッジ全員が前原選手のフルマークじゃないですか。

 まあ、スコアが偏るということは現在のボクシングではよくあること。本当は10-10でも10-9をつけなくてはならないマストシステムというやつなので。

 でも、ダウンじゃないのをダウンに取られて、おまけに相手がフルスコアじゃアライ選手が気の毒。実際、大して差のある試合じゃありませんでしたよ。

第1試合 48.5kg契約ウェイト 4回戦
×アライミチコ あらいみちこ(Reason押上)
判定 0-3
○前原香那枝 まえはらかなえ(ワタナベ)
前原香那枝選手の判定勝利
(36-40、35-40、35-40)
(アライミチコ選手は第3ラウンドにダウン1※実際にはダウンではなくレフリーの誤認ながら記録上ダウン扱い)

小泉礼奈 こいずみれな(FLARE山上)1戦1勝(うちタイ人0)1KO(うちタイ人0)
堀口咲喜 ほりぐちさき (角海老宝石)2戦2敗
モンブランみき(reason押上)4戦3勝(うちタイ人0)1敗1KO(うちタイ人0)
細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)3戦2勝(うちタイ人0)1敗
アライミチコ あらいみちこ(Reason押上)1戦1敗
前原香那枝 まえはらかなえ(ワタナベ)1戦1勝(うちタイ人0)

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