観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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本場の女子ミャンマーラウェイ ナウオーンマーソー VS スーフライウー 結果&ノーカット動画 ミャンマーラウェイ女子

 Myanmar Lethwei

2018年5月27日(日)ミャンマー モン州
LETHWEI NATION FIGHT 4

ラウェイ 60kg契約 3分3R 判定なし
ナウオーンマーソー (ミャンマー)赤
VS
スーフライウー (ミャンマー)青

 上掲の動画は5月にミャンマーで開かれたラウェイのイベントのなかの女子の一試合です。


 素手の格闘技であるミャンマーのラウェイやタイのムエカッチュアッは、以前はものすごく野蛮な、おどろおどろしいもののように紹介され、選手は血まみれとか、大怪我とか言われていました。

 QRが初めてラウェイの映像を見たのは2007年にディファ有明でおこなわれた大会のテレビ放送で、言われていたものとは違ってそれほど危険でもなく、すっきりした清々しい武道的な印象がありました。

 一般に素手の打撃は非常に危険なイメージがありますが、当ブログの読者の皆さんならご存知の通り、素手は見ため的には顔面ボコボコだったり、流血したりはありますが、グローブありの時に比べて脳へ与えるダメージがかなり小さく、その意味ではかえって安全です。

 素手パンチよりも、実は、ラウェイで本当に危険なのは頭突きだと思います。人間の頭部の重さは5~6キロぐらいですので、ボウリングのボールだと11~13ポンドになります。それを相手の顔面にぶつけるのですから恐ろしいことです。

 しかし、プロレスのような反動をつけた頭突きをしようとすれば、その時に打たれてしまいますので、実際には小さな動きの中で当てることになるのでそれほどの惨事になることはないようです。

 にしても、歯を折ったり、骨を折ったりぐらいは、十分ありうるので怖い技であることは間違いありません。

 この試合は結局、どちらにもダウンがなく、規定によりドローとなりました。KOにならない場合は全部ドローというラウェイのルールは、判定などのトラブルが無いのでとてもいいと思います。

 しかし、あまりにもドローが多いので普通の格闘技のようなタイトルマッチやトーナメントは出来ません。でも、それがラウェイという文化なので、このままでいいと思います。

 チャンピオンになるとか、ベルトを獲るとかいう、損得を越えたところにあるのがミャンマーラウェイだと思います。

ラウェイ 60kg契約 3分3R 判定なし
△ナウオーンマーソー (ミャンマー)赤
勝敗なし
△スーフライウー (ミャンマー)青
勝敗なし

27th May 2018, Mon State, Myanmar
Myanmar Lethwei 60kg 3×3
Naw Ohnmar Soe vs Su Hlaing Oo
DRAW

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