観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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ミャンマーの女子ラウェイ ナンチョチョウィン VS ミャーティータ 結果&ノーカット動画 ラウェイ女子

 Myanmar Lethwei

2018年1月~2月頃 ミャンマー

ラウェイ 3分3R 判定なし
ナンチョチョウィン (ミャンマー)赤
VS
ミャーティータ (ミャンマー)青

 この動画は今年の9月にアップされたものなのですが、試合の日時などの詳細が何も分かりません。とても寒そうなのでおそらく1月か2月にミャンマー北部でおこなわれたものと思われます。選手もレフリーもときどき足を滑らせているので、リングの表面が凍っているのかもしれません。とにかく寒そうです。


 赤のナンチョチョウィン選手はサイドキックや後ろ回し蹴りなどなかなか多彩なキックを使い、青のミャーティータ選手は掴んでのパンチ、掴んでのヒザという対照的な戦い方ですね。

 なお、ミャンマーには苗字というものが無いそうなので、ナンチョチョウィン選手もミャーティータ選手もこれがひと続きの名前ということになります。

 試合はお互いの打撃に投げ技も混じって互角の展開。ラウェイは投げ技も頭突きもありで、スリーパーなどの締め技もOKです(手で首を持って直接締めるのは無しです)。

 第3ラウンドの20秒過ぎぐらいでミャーティータ選手のパンチでアゴを打たれたナンチョチョウィン選手がダウン。カウント8で試合再開。

 ラウェイではひとつのラウンド内でのダウン3回、または、試合全体でのダウン4回でTKOとなります。

 結局、この試合ではダウン1回のみ、判定はありませんから、試合はドローとなりました。

 ミャンマーラウェイは少し倒れただけではなかなかダウンを取りませんし、ダウンカウントも比較的ゆっくりなので、簡単にはKOにはなりません。KO、TKO以外は全部勝敗無しなので、非常にドローの多い格闘技です。

 一般の競技スポーツに慣れた人からは奇妙に見えるかもしれませんが、勝ち負けよりも戦いをやり通すことに価値がある、という考え方なのでしょう。最後まで立っていた選手はみんな同等に尊いということですね。

 選手はリングの上だけでなく、日常生活でも正しい人であることを求められるらしく、日本の武道に近い世界観なのかなあという気がします。

 素手、頭突きあり、過激ということばかりが言われるラウェイですけど、実は大事な部分はそこではないのですね。

ラウェイ 3分3R 判定なし
△ナンチョチョウィン (ミャンマー)赤
勝敗なし
△ミャーティータ (ミャンマー)青
勝敗なし
(ナンチョチョウィン選手は第3ラウンドにダウン1)

January – February ? 2018, Myanmar
Myanmar Lethwei 3×3
Nan Cho Cho Win vs Mya The Ta
DRAW

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