観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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グローブ無し打撃系 ミャンマー・ラウェイ ブロニカ VS ナウンアン 結果&動画 ラウェイ女子

 Myanmar Lethwei

2019年1月3日(木)ミャンマー タウングー
INDEPENDENCE DAY CHALLENGE FIGHTS

ラウェイ 60kg 3分4R ヒジ・頭突きあり 判定なし
ブロニカ (ミャンマー)赤
VS
ナウンアン (タイ)青

 2019年の女子ラウェイは日本でもおなじみのブロニカ選手の試合で開始されました。対戦相手はタイのナウンアン選手というひとです(ワニダー選手との情報もありますが、おそらくリングネーム、ニックネーム、本名がゴッチャになっていると思われます)。

 開始そうそうブロニカ選手がキックとパンチで猛攻。30秒でナウンアン選手はダウンしてしまいます。

 が、すぐに立ち上がったナウンアン選手。ここで大事なのは、ラウェイでは一旦ダウン状態になってもカウント7を越えなければノーダウン扱いになるということです。

 つまり、ラウェイでダウンと呼ぶのはカウント8とカウント9だけです(カウント10はもちろんKOです)。

 すぐに試合再開と思ったら、タイ側からタイムの要求。

 ひとつの試合でタイムを一度だけ使えるのがラウェイの特徴。選手のダメージが浅いうちに休ませて、気持ちを切り替えてリスタートしようという狙いですね。そのかわり、タイムはダウンと同じ扱いになります。1ラウンドにダウン3回でTKO負けですから、気をつけなくてはなりません。

 2分間でタイム終了、試合再開です。

 パンチで出てくるブロニカ選手にナウンアン選手はキックで対抗。パンチの方が打ち勝ってナウンアン選手が倒れますが、カウント無しで立ち上がったので今回もノーダウン扱い。

 ファイティングポーズをとるナウンアン選手にブロニカ選手がボディパンチの連打。コーナー付近に崩れるナウンアン選手。しかし、すぐに立ち上がる。

 状況は変わらず、ブロニカ選手のボディストレートで今度も倒れるナウンアン選手。倒れるのは4回目ですが、これはかなり苦しそう。カウントは8。今回はダウン扱いです。これでツーダウンですから、このラウンドにもう1回ダウンすれば負けです。

 タイ側のセコンドが飛んできてタイムを要求しますが、もちろん聞き入れられません。焦ってセコンドさんは「タイムは1度だけ」のルールを忘れてしまったようです。ナウンアン選手、ピンチ。

 リスタートからブロニカ選手のラッシュ。倒れるナウンアン選手。これで5回目。すぐに立ち上がってダウン回避。

 しかし、その後の猛攻には耐えられずにまたもや倒れこむナウンアン選手。これで6回目。ダウンカウントが数えられます。・・・シックス、セブンまで来ましたが、ファイティングポーズを取れないナウンアン選手。

 レフリーのカウントがエイトまで来ました。これで3度目のダウンが確定。TKOです。

 ブロニカ選手が第1ラウンドの2分20秒でTKO勝利。強くなってます。

 ナウンアン選手はパンチに対して蹴りで対抗するというタイ女子にありがちなミスをおかして一方的にやられてしまいました。6回倒れて6回立ち上がった気持ちは認めますけどね。

 ブロニカ選手は前回のホントーン戦で首相撲に持ち込まれた反省から、おそらくその対策としてボディパンチを磨いたのでしょう。

 ナウンアン選手が一度も首相撲に持ち込めなかったのがその成果です。進化してますね、ブロニカ選手。

ラウェイ 3分4R ヒジ・頭突きあり 判定なし
○ブロニカ (ミャンマー)赤
第1ラウンド TKO
×ナウンアン (タイ)青
ブロニカ選手のTKO勝利

January 3rd 2019, Myanmar
4x3mins Lethwei rules
Voronica (Myanmar) vs. Naung Aung (Thai)
Winner Voronica by TKO
(Naung Aung knocked down three times in one round)
(It’s not called “down” under count 7, in Myanmar Lethwei)

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