2019年3月13日(水)東京 後楽園ホール
VICTORIVA Vol.4
第7試合 OPBF東洋太平洋アトム級タイトルマッチ/日本アトム級タイトルマッチ 8回戦
○松田恵里 まつだえり(OPBF王者/TEAM10COUNT)
判定 3−0
×鈴木菜々江 すずきななえ(日本王者/シュウ)
松田恵里選手の判定勝利
(78−74、78−74、79−74)
フックを強振しながら突進してくる鈴木選手に松田選手がワンツーを当ててはクリンチの繰り返しで判定勝利。勝った、負けた、という結果だけの試合。
第6試合 日本女子バンタム級タイトルマッチ 6回戦
○王者 吉田実代(EBISU K’s BOX)
判定 3−0
×挑戦者 若狭与志枝(花形)
吉田実代選手の判定勝利
(59−55、59−55、60−54)
吉田選手の突進の前に若狭選手がボクシングをさせてもらえずにプロ7戦目で初黒星。勝ち負け以外には見るところに欠ける6回戦。
第5試合 スーパーバンタム級 4回戦
△田中智沙 たなかちさ(勝又)
0−1 ドロー
△本木愛梨 もときあいり(T&T)
ドロー
田中選手が劣勢の内容を試合終盤にいいパンチを当てて追いつく。
第4試合 ミニマム級 4回戦
×髙橋怜奈 たかはしれな(ワタナベ)
判定 0−3
○金子晴子 かねこはるこ(SRS)
金子晴子選手の判定勝利
タイ人相手の1勝以外に白星の無い高橋選手と、未勝利の金子選手の負けられない戦いは、バチバチの意地の張り合いの末に金子選手が初勝利。
第3試合 バンタム級 4回戦
○縞馬菜摘 しまうまなつみ(輪島功一スポーツ)
判定 2−1
×小泉礼奈 こいずみれな(FLARE山上)
縞馬菜摘選手の判定勝利
中間距離でのストレート勝負、距離を詰めてのボディー打ちというまったく同じスタイルでぶつかった両者の結果は僅差で縞馬選手
第 試合 52kg契約体重 4回戦
阿部さよ あべさよ(スパイダー根本)怪我による棄権
中止
堀口咲喜 ほりぐちさき(角海老宝石)
第 試合 ミニマム級 4回戦
郷司利也子 ごうしりやこ(川崎新田)体調不良による棄権
中止
細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)
第2試合 アトム級 4回戦
○狩野ほのか かのうほのか(世田谷オークラ)
TKO 第2ラウンド レフリーストップ
×沖亜衣 おきあい(横浜さくら)
狩野ほのか選手のTKO勝利
複数のパンチを受けて棒立ちになった沖選手を見たレフリーが試合をストップ
第1試合 フライ級 4回戦
△菊地彩香 きくちあやか(ワタナベ)
ドロー 1−1
△勝谷美雪 かつやみゆき(神奈川渥美)
両者デビュー戦は一進一退。ジャッジの支持は三者三様に分かれてドロー。
4回戦はどれも熱戦でした。タイのバイトさんの噛ませマッチも無く「ガチの勝負を見せる」という意味ではいい興行だと思います。ダブルメインの2試合はタイトルマッチというには物足りない内容でしたが、6回戦と8回戦と思えば仕方ないのかも・・?
後日、時間があれば書きます。
松田恵里 まつだえり(TEAM10COUNT)3戦3勝(うちタイ人0)
鈴木菜々江 すずきななえ(シュウ)12戦8勝(うちタイ人0)3敗1分1KO(うちタイ人0)
吉田実代 よしだみよ(EBISU K`s BOX)13戦12勝(うちタイ人1)1敗
若狭与志枝 わかさよしえ(花形)7戦6勝(うちタイ人1)1敗2KO(うちタイ人0)
田中智沙 たなかちさ(勝又)9戦2勝(うちタイ人0)6敗1分1KO(うちタイ人0)
本木愛梨 もときあいり(T&T)2戦1勝(うちタイ人0)1分1KO(うちタイ人0)
髙橋怜奈 たかはしれな(ワタナベ)4戦1勝(うちタイ人1)3敗1KO(うちタイ人1)
金子晴子 かねこはるこ(SRS)4戦1勝3敗
縞馬菜摘 しまうまなつみ(輪島功一スポーツ)4戦3勝(うちタイ人0)1敗1KO(うちタイ人0)
小泉礼奈 こいずみれな(FLARE山上)3戦1勝(うちタイ人0)2敗1KO(うちタイ人0)
阿部さよ あべさよ(スパイダー根本)デビュー戦
堀口咲喜 ほりぐちさき(角海老宝石)2戦2敗
郷司利也子 ごうしりやこ(川崎新田)9戦3勝(うちタイ人3)6敗
細田めぐみ ほそだめぐみ(SRS)3戦2勝(うちタイ人0)1敗
狩野ほのか かのうほのか(世田谷オークラ)1戦1勝(うちタイ人0)1KO(うちタイ人0)
沖亜衣 おきあい(横浜さくら)2戦2敗
菊地彩香 きくちあやか(ワタナベ)1戦1分
勝谷美雪 かつやみゆき(神奈川渥美)1戦1分
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コメント
早速の試合結果アップありがとうございます。
なぜプロ3戦目でタイトル挑戦出来るのか不思議です。
こんなことしてるから、評価されないのが協会さんはわからないのでしょうか?
>ファンさま コメントありがとうございます。
関係者の皆さんは本当に何を考えているんでしょうね?
ところで松田選手は今回がプロ3戦目で、2戦目が初タイトル戦でした。
きょうのパンフレットに「プロ僅か2戦で戴冠」と誇らしげに書いてあります。
なにか良いことだと思っているみたいです(苦笑)。
普通のひととの感覚があまりに違いすぎますね。
ボクレコに 女子日本王座カテゴリーができたのは有難いです
>関係者の皆さんは本当に何を考えているんでしょうね?
小澤選手 心機一転日本王座奪取もわからなくはないんですが 不穏な改正ルールにより
相手はなんと韓国人! ブログでは平静を装ってますが 心中察します・・・
>g1j2p5i5さま
>不穏な改正ルールにより
「OPBF加盟国のOPBFランカーなら日本タイトルに挑戦できる」というヤツですね。
日本女子王座は最初から外人の挑戦も可という話だったと思いますが、今回の「改正」により男女とも外国人の日本タイトル戦がOKになったわけです..。
無茶苦茶ですね..。
小澤選手の件にしても今回の松田選手にしても、なんで東洋経験者がひとつ降りて日本女子王座に「挑戦」?と思います。
日本女子王座はもともと女子選手「育成」のために作られたもので、だからこそB級の王座なわけです。
そこにA級の人たちが降りてくるなら育成になりませんよね?
作られて何年も経たないうちに趣旨がグチャグチャになってしまいました。
誰もなにも考えていないのでしょう。
女子ボクシングを追いかけることを止めた方が良いのでは?
″立ち技系″と謳わずに女子キックを追いかけるブログに専念した方が良いのではないでしょうか?
正直なところ、こちらで″日本″女子ボクシング(JBC)の欠点を叩き続けても何も変わらないし、変えられないですよね!?
選手達は一生懸命やっているわけですし、こちらのブログがたとえJBCの体制(方針?)を批判しているとしても、間接的にその試合をしている選手を批判している事となり、対象となった選手は可哀想です!
ブログを書くこと自体は本来、自由だと思いますが、ある程度の影響力を持ったブログ(媒体)が物を言えば、時としてそれは暴力になり得るということを認識された方が良いのではないでしょうか?
御ブログは、応援するが故に叱咤激励!というところを逸脱してきているように感じます。
JBC(団体)は、その体制も含めて多いに問題があると思いますが、記事にされた選手は可哀想(不憫)です。
御ブログは影響力を持ち過ぎました。
そこに便乗して好き勝手にコメントを寄せている人も、
そろそろ良く考えた方が良いのではないでしょうか?
>一般観戦者さま コメントありがとうございます!
当ブログはボクシングもキックもムエタイも同様の姿勢であつかっています。
ボクシング以外でも変な判定や、変なタイトルマッチにはハッキリそのように書いています。
ですので、選手が可哀想だから書くのをやめろとおっしゃるなら、当ブログはキックもムエタイも書けないことになります。
それは勘弁してください。
また、QRには影響力は1ミリもありません。ですから、JBCさんも安心して変なことをやっているわけです。JBCさんを変えようと思って書いているわけではありません。あのひとたちは変わりません(苦笑)。
ページのタイトルにも書いていますとおり、当ブログは観客席視点です。おなじ趣味のファン仲間がメディアにダマされて変な試合におカネを使うよりは、自分の目で見て良い選手を選んで応援したほうが良いじゃないですか。だから、変なことには、コレ変だよね、って書いているわけです。そういうブログなんですよ。
「選手が可哀想」の話題に戻りますが、変な試合で勝ちになったひとは、当ブログに変な試合と書かれても可哀想でもなんでもないでしょう。まわりの人たちや、ちゃんとした専門の雑誌や、大手のボクシングメディアが「勝った!」「強い!」と持ち上げてくれますし、地元の偉い人から誉めてもらえたりもするのです。彼女たちは幸せですよ。
良い試合をしたのに変な判定で負けにされた選手のことを考えてください。
あるいは良い選手なのにチャンスをもらえない選手のことを考えてください。
変な判定や変なマッチメイクの犠牲になっている選手や、そのことに心を痛めているファンのひとたちこそが可哀想なんです。
また、当ブログのコメント欄に「好き勝手」なことを書いているひとはいません。
どこかよそのページとお間違えですよ。
いち読者
ブログの読者です。
ここを知っているのは、一部の女子ボクシングの選手かジム関係者に限られるので、世間に対する影響力はそれほどないと思います。そしてメディアに取り上げられることのない良い選手を平等に取り上げたり、表面的な戦績では分からないタイ人選手の話題(実情を知らなくても不思議だと感じていた)を取り上げてくれたり…という良心的なブログだと思います。
それを踏まえて、一つ目。たとえ体制が変わらないとしても、それは意見を言わないという理由にはならないと思います。
そして二つ目。観戦料をとるプロになった時点で、試合内容について批判も称賛もあるのは同然だと思います。
以上です。
>いち読者さま コメントありがとうございます!
ご支持いただきうれしいです。
良い選手をちゃんと探したいのですけれど、名古屋や大阪どころか、最近は近場さえ観戦の機会が作れず、生で見てない試合が多すぎで申し訳ありません。