Boxing
2010年6月30日(水)カナダ オンタリオ州 カジノ・ラーマ
“RUMBLE AT RAMA XII”
WBOスーパー・バンタム級王座決定戦
○アナ・フラトン(フィリピン/アメリカ)
判定2-1
×マリア・エレナ・ビシャロボス(メキシコ)
スプリット・デシジョンでアナ・フラトン選手の勝利。
96-94、96-94、94-97
アナ・フラトン(青のトランクス) vs マリア・エレナ・ビシャロボス(ゴールドのトランクス)
WBOとIBAのスーパー・バンタム級世界王座を持ちながら、ことし3月にはWBAの同級王座の獲得にも挑戦したアナ・フラトン選手でしたが、3-0の大差でリサ・ブラウン選手に敗北。
WBAのベルト獲りに失敗しただけでなく、敗戦の責任からWBOとIBAのベルトを剥奪され、丸腰状態になっていました。
その彼女が再起をかけて挑んだWBO王座への返り咲き。相手は4月のWBCタイトル戦で王者マルセラ・アクーニャ選手(アルゼンチン)を相手に善戦して名を上げたマリア・ビシャロボス選手(メキシコ)。
フラトン選手は得意のジャブを主体に試合を組み立てる作戦でしたが、ビシャロボス選手の攻撃的なボクシングに押される場面もあったようで、判定は割れて2対1、かろうじてフラトン選手が勝ちました。
フラトン選手のトレーナーのフレディー・ローチ氏は「アナは良く戦ったけど目標の半分ぐらいの出来。これからはもっと良くなります。ビシャロボス選手とはフィリピンでリマッチをしてもらいたいと思う。」と発言。これに対してビシャロボス選手も「いいですね」と再戦を快諾しました。
この試合を含む両者の戦績は以下のようになります。
アナ・フラトン(フィリピン/アメリカ) 10戦7勝2敗1分1KO
マリア・エレナ・ビシャロボス[ビラロボス](メキシコ) 10戦6勝4敗3KO
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