Boxing
IBAライトウェルター級王座決定戦
ホリー・ホルム(アメリカ)
VS
ジェイミー・クランピット(カナダ)
来たる8月6日にホリー・ホルム選手がカナダのジェイミー・クランピット選手をホームタウンのアルバカーキに迎えてタイトル戦をおこなうことが発表されました。
ホリー・ホルム選手といえばWIBAライトウェルター級王者として知られていますが、現在はWIBAとなにか問題があるらしく、正規王者ではなくて休養王者扱いとなっていて、今回の試合もWIBAではなくてIBAというマイナーな団体のタイトル決定戦となっています。
ホルム選手はあれだけの実力とスター性があるのに、周囲はなんだかゴタゴタ続きで、活躍の場もホームタウンだけに限られていてスケールが小さく、非常にもったいないですね。
復帰戦のPRのためにテレビ出演したときのクランピット選手
さて、女子のカナディアン・ボクサーといえばこのところ脚光を浴びているのはジーニー・ガーサイド選手、オリビア・ゲルーラ選手、リンジー・ガーバット選手などですが、今回、ホルム選手のホームリングに殴り込むのは2008年から2009年に出産のために休養し、昨年11月からカムバックした元世界王者のジェイミー・クランピット選手です。
クランピット選手とあかちゃん
クランピット選手は復帰後は6回戦をふたつ消化し、いずれも判定で勝利していますが、データ的にはホルム選手のほうが身長で7センチ高く、年齢で5歳若いというアドバンテージがあり、ブックメーカーなどはホルム選手の圧倒的有利と見ています。
クランピット選手の経験と技術がこのデータをどう乗り越えていくのか、注目したいところです。
WIBAライトウェルター級休養チャンピオン
ホリー・ホルム(アメリカ) 31戦27勝1敗3分7KO
ジェイミー・クランピット(カナダ)27戦21勝4敗1分1無効試合7KO
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