Boxing
2010年9月13日(月) 後楽園ホール
WBCミニフライ級(ストロー級)タイトルマッチ 10回戦
王者 アナベル・オーティス(メキシコ)
VS
挑戦者 菊地奈々子(白井・具志堅)
WBCミニフライ級6位の菊地奈々子選手が、9月13日にWBC世界タイトルに挑戦することが決定しました。
菊地選手は現OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者で、同王座を防衛中ですが、今回はかつて自身が保持していたWBCミニフライ級ベルトの奪回を狙って、後楽園ホールに現チャンピオンのアナベル・オーティス選手を迎え撃ちます。
菊地奈々子選手はJBCの記録にはありませんが、正式なWBCミニフライ級(ストロー級)の初代世界チャンピオンとして2005年11月から2007年5月まで同級ベルトを保持していた日本人最初の女子WBC世界王者です。
しかし、菊地選手は同王座の2度目の防衛戦で、当時軽量級世界最強と言われていたカリーナ・モレノ選手(アメリカ)に敗れて王座陥落。
二代目王者のモレノ選手は無類の強さを発揮して同王座を3回防衛しますが、2009年10月にアナベル・オーティス選手にまさかの敗北。
今回、菊地選手が世界王者のオーティス選手をくだしてトップに返り咲けば、同王座2回獲得の偉業。また、宿敵カリーナ・モレノ選手と防衛戦でのリマッチの可能性も出てきます。
しかし、パウンド・フォー・パウンド最強とも言われたモレノ選手をやぶっているオーティス選手の実力は決してあなどれるものではありません。
世界王者の称号と、最強ライバルへのリベンジ、両方を追い求める菊地奈々子選手にとって9月13日は大きな1日となるでしょう。日本女子ボクシング、2010年後期最大の戦いです。
WBCミニフライ級(ストロー級)王者
アナベル・オーティス(メキシコ) 7戦6勝1敗1KO
OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者
元WBCミニフライ級(ストロー級)王者
菊地奈々子(白井・具志堅) 16戦12勝3敗1分5KO
(戦績はJBC認定以前からの通算です)
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