MuayThai
２０１２年３月２５日（日） 東京 ディファ有明
M-1 ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.1 Part1
ＷＰＭＦ日本ライトフライ級タイトルマッチ ２分５Ｒ
安倍基江 あべもとえ（アカデミア・アーザ／J-Girlsミニフライ級王者）
ＶＳ
いつか（新宿レフティージム／J-Girlsフライ2位）
青コーナーはこのタイトルマッチを待ち望んでいたといういつか選手。ウェイトをしぼって上の階級から降りてきているので、ライトフライ級では彼女のフィジカルの強さと、パワーは強みになるでしょう。
赤コーナは安倍基江選手。かつて神村エリカ選手からパンチでダウンを奪って判定勝ちをしている実績があります。
第１ラウンド 両者ともにローキックを打ち合って牽制。
いつか選手が蹴り出した足を戻す動きに合わせてパンチをかぶせていく安倍選手。
パンチを連打、さらにショートの飛びヒザで安倍選手が攻勢。
安倍選手の右ストレートをもらったいつか選手がキャンバスに倒れますがこれはスリップダウン。
残り２０秒、パンチのラッシュと飛びヒザ蹴りでいつか選手を下がらせる安倍選手。
安倍選手の左前蹴りでいつか選手が倒れますがノーダウン。ここで第１ラウンド終了。
第２ラウンド いつか選手の右ミドルをキャッチした安倍選手が、片足立ち状態のいつか選手に右ストレートを浴びせるなどして優勢。
いつか選手は左右の蹴りと右のパンチを積極的に打ってはいますが、いずれも単発で流れを作れません。組みに行っても安倍選手を崩すことは出来ず厳しい試合展開。
残り３０秒、安倍選手は相手のローに合わせての右ストレートからチャンスをつかみ、パンチのクリーンヒットで攻勢。そのまま攻め続けて第２ラウンド終了。
インターバルの途中でいつか選手のセコンドからタオルが投げ込まれ試合終了。「いつか選手が左腕負傷のため」とアナウンスが流れます。そういえば、２ラウンドのいつか選手は左のパンチをほとんど出していませんでした。
試合はいつか選手の負傷という形で幕を閉じましたが、最初から最後まで試合をコントロールしていたのは安倍選手。チャンピオンに認定されるのにふさわしい良いファイトだったと思います。
ＷＰＭＦ日本ライトフライ級タイトルマッチ ２分５Ｒ
○安倍基江 あべもとえ（アカデミア・アーザ／J-Girlsミニフライ級王者）
ＴＫＯ ２回終了 タオル投入
×いつか（新宿レフティージム／J-Girlsフライ2位）
安倍基江選手がＴＫＯ勝利。ＷＰＭＦ日本ライトフライ級王座を獲得。
（いつか選手が腕を故障して続行不可能）
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