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WBC女子世界フライ級正規チャンピオンのジェシカ・チャベス選手(天海ツナミ選手や藤岡奈穂子選手に勝っている実力者)が出産のため同王座を返上しました。
そして、空位となったチャンプの座をめぐって3月にイベス・サモラ選手(メキシコ)とメリッサ・マクモロー選手(アメリカ)が新王者決定戦をやることが事実上決定したようです。
王座が空位になって、新王者決定戦がおこなわれるのはふつうのことですが、ここで面倒なことになりました。
WBCさんはこの階級に正規王者のほかに、シルバー王者としてラジャ・アマシェ選手(ドイツ)、そして暫定王者として好川菜々選手(堺東ミツキ)を認めていたからです。
シルバー王者と暫定王者は同じようなもので、WBCさんはシルバー王者を作ったあとはもう暫定王者は作らないと言っていたにもかかわらず、暫定王者も作ってしまっていたのです。
そして、そのどちらの王者も当然「正規王者が返上したら次は自分が正規王者候補者」と考えていたわけですが、WBCさんはそのどちらも無視して、別の実力者二人を次期王者候補に認定。
これを不満に思った好川選手サイドがJBCさんに事実調査を依頼すると、なんと、「好川菜々選手は暫定王者ではありません。12月の試合はノンタイトル戦でした。」との回答が・・・・!!!
それではこのポスターやビデオはなんだったのでしょうか?
好川選手が腰に巻いて持ち帰った緑のベルトはなんだったのでしょうか?
好川選手はベルトの代金や王座の認定料を支払ったはずですが、それは一体どこに行ったのでしょうか?
WBCさんと言えば、小関桃選手の頭突きを黙認してチャンピオンに認定し、素人やアルバイトさんを挑戦者に認めてV17のインチキ防衛記録を捏造したゴミ団体で、すでにしばらく前からその権威は地に堕ちていたのですが、それにしても今回のインチキぶりには愕然です。
というか、詐欺ですね、コレ。
好川選手は裁判に訴えれば勝てますよ。
事実、WBCさんは一度ドイツ人世界王者のベルトの認定をあとから勝手に取り消して訴えられ、巨額の裁判に負けて破産したことがあります。
ライトヘビー級正規王者グラシアーノ・ロッシジャーニ選手のベルトを取り消して、一方的に暫定王者に格下げした事件で、訴えられたWBCさんは利子も入れて数十億円という巨額の裁判に負けて、現在は破産から立ち直っているものの、ロッシジャーニ選手に少しずつ分割で賠償金を払い続けているようです。
好川選手の件も正規と暫定の違いはありますが、王座取り消し事件には違いが無いので、ロッシジャーニ選手の件を担当した弁護士さんに頼めば勝てるでしょう。
しかしねえ、好川選手の王座は所詮は18位と最下位で戦って決めた「なんちゃって王座」ですからね。
好川選手は日本人でありながら今まで日本人プロボクサーとの対戦経験はゼロ。
タイのバイトさんとOPBF決定戦をやってインチキOPBF王者になり、
WBCさんが作らないと言ってた暫定王座を無理やり作ってもらって、最下位の選手と決定戦やって暫定王者になったという、どこからどう見てもインチキの暫定王者ですからね・・・。
ボクシングファンとしては「どーでもいーや」といった話です。
馬鹿馬鹿しい。
インチキの人ばっかりの話なんだもん。
本当にくだらない世界ですね。
好川菜々 よしかわなな(堺東ミツキ) 10戦8勝(うちタイ人5)2敗4KO(うちタイ人3)
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