Boxing
2009年6月21日(日) アルゼンチン サンタフェ州 サンチャレス市
WBAライトフライ級正規タイトル暫定タイトル統一戦
およびWIBAライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
正規王者 キム・ジュヒ(韓国)
vs
暫定王者 ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)
韓国ボクシング界ナンバーワンの人気と実積を誇るWBAライトフライ級正規王者キム・ジュヒ選手が、6月21日に試練の大一番をむかえます。
キム・ジュヒ選手は2004年に18才でIFBAライトフライ級王座を獲得、三度の防衛に成功しますが、その後、無理な練習がもとで足の親指に骨髄炎が発症し、足指の骨の一部を除去、一時は車いすの生活になります。
このためIFBAタイトルは返上しますが、2007年にカムバックして、桜田由樹選手(山木)を7回TKOでくだしてWBAライトフライ級王者となりました。これはその試合の動画です。(イエローとグリーンのコスチュームがキム・ジュヒ選手)
WBA王者となったあとのキム・ジュヒ選手は、足の再手術や、WIBAタイトル決定戦への出場(中国のリー・ハイリー選手をKOでくだしてWIBA王座獲得)、学業などのスケジュールに追われて長い間WBAの防衛戦をしていません。
そこで、2008年12月にWBA同級暫定王者決定戦がおこなわれ、アルゼンチンの新星ジェシカ・ボップ選手がWBA同級暫定王者となりました。
アルゼンチンのニュースター、ジェシカ・ボップ選手の動画をご覧ください。(白とシルバーのコスチュームがジェシカ・ボップ選手)
ジェシカ・ボップ選手は、2009年3月に暫定王座を防衛、この時「正規王者(キム・ジュヒ選手)と戦うためなら韓国に乗り込んでもいいわ」と言っていましたが、今回、キム・ジュヒ選手のほうがアルゼンチンに乗り込むことに決定、しかも、キム・ジュヒ選手はWBAだけでなく、WIBAのベルトまで、このタイトルマッチに賭けました。
キム・ジュヒ選手23才、ジェシカ・ボップ選手25才、どちらも将来はアメリカ、ドイツへの進出を狙うスター選手同士です。ここで勝って、アメリカ、ドイツへの階段を一歩のぼるのは果たしてどちらの選手でしょうか?
これは本年最大級に注目の1戦です。
WBAライトフライ級チャンピオン
WIBAライトフライ級チャンピオン
キム・ジュヒ(韓国)15戦12勝1敗1分2KO
WBAライトフライ級暫定チャンピオン
ジェシカ・ボップ(アルゼンチン) 8戦8勝3KO
前回記事 ジェシカ・ボップ WBAライトフライ級暫定王座を防衛
関連記事 キム・ジュヒ 2冠獲得
コメント