Boxing
2010年2月27日(土)ペルー リマ
Box Night “La noche de Invictos”
エキシビションマッチ 3回
WBCスーパーフェザー級王者
オリビア・ゲルーラ(カナダ)
VS
メリッサ・セント・ヴィル(アメリカ)
昨年、WBCスーパーフェザー級の新王者となり、初防衛戦で暫定王者をくだしてWBC内での正規/暫定統一をはたしたオリビア・ゲルーラ選手(カナダ)が今度の土曜日にペルーでエキシビションマッチをおこないます。
これは、WBAスーパーフェザー級王者キナ・マルパルティーダ選手(ペルー)とのWBC/WBA統一戦をアピールするための企画でしたが、マルパルティーダ選手陣営が別の選手と5月に防衛戦をすると発表し、ゲルーラ陣営はちょっと肩すかしをくらった感じになりました。
そして、その5月の防衛戦の相手ですが、ヨリス・フランコという、過去5年間で一度しか試合をしていない選手なのです。彼女はWBAをはじめ、他のどこの団体でもランク外になっていて、いわゆるセミ・リタイア状態にあります…
この決定にチーム・ゲルーラは「WBAがこの試合をタイトルマッチに認定したことが信じられない」「この試合は恥」とコメントしていますが、まったく同感です。
WBAさんにはタイトル挑戦資格というものが無いんでしょうか?誰でも挑戦出来るんでしょうか?
もう、なんでもアリなんですね…
WBCスーパーフェザー級王者
オリビア・ゲルーラ(カナダ)24戦12勝10敗2分3KO
WBAスーパーフェザー級王者
キナ・マルパルティーダ(ペルー)14戦11勝3敗3KO
メリッサ・セント・ヴィル(アメリカ)3戦1勝1敗1分
ヨリス・フランコ(コロンビア)16戦7勝6敗3分2KO
コメント
WBAはハッキリいって、やる事がおかしいです。某一族の次男坊が世界戦失敗した時に、父親と会長がJBCを通さないで直談、そして、本来行われるはずの元チャンピオンの挑戦を却下して再戦して世界奪取。そして、90日以内に元チャンピオンの挑戦を受ける義務があるのに、父親は却下する考え。しかも、この父親、自分がWBAを動かす事が出来る様なコメント。もしWBAがこの父親の言うことを鵜呑みに聞いて、元チャンピオンの挑戦が却下されたら、本当にWBA自ら権威を下げてますよ。WBAはもう少しボクシング界を考えて欲しいです。男女問わず世界目指して頑張ってる選手が多いのですから。
WBAもWBCもかなりおかしいよね。日本はこんな団体にいつまで忠誠でいなければならないんだろう?そろそろこれ以外の団体を認めないといつまでも二つのおかしな団体に振り回され続けると思う。もう鎖国を解禁するべき時では?