Boxing
東日本ボクシング協会さんは昨日開かれた理事会でWBO、IBFへの加盟へ向けて一歩進んだ結論を出し、ボクシングファンに新たな希望を与えました。
東日本協会がWBO、IBFへの加盟要望
長い間、日本ではWBC/WBAの二団体が世界のボクシングの権威だとされてきましたが、実際にはWBO/IBF/WBC/WBAの4団体が世界のボクシングの中心であり(女子の場合はこのほかにも重要な団体があります)、日本はその一部としか接点を持たない鎖国状態を続けてきました。
この状況を打破しようと関西のボクシングジムの団体である西日本ボクシング協会さんがWBOとIBFへの加盟推進を10月に決定しましたが、今回の東日本ボクシング協会さんの決定はこれに「WBC/WBAの現役王者に限り」という条件付きで歩調を合わせるもので、今後、上部団体の同意が得られれば日本のボクシング鎖国はしだいに解除されていくことになります。
今回の東日本ボクシング協会さんの決定が現実化されたとしても、一般の選手がすぐに世界の各団体のチャンピオンに挑戦出来るとはなりませんが、例えばWBCライトフライ級チャンピオンの富樫直美選手(ワタナベ)と、WBO/WBA同級チャンピオンのジェシカ・ボップ選手(アルゼンチン)との対戦は「三団体統一戦」として可能ということになります。
現状では、有名な外人選手と日本人選手の対戦を見たくても、外人選手がWBC/WBA以外のベルトを持っていると対戦が不可能となっていますが、鎖国が解ければそのようなことが無くなり、もっと自由で活発な世界レベルのボクシングに日本も参加出来ることとなります。そうなれば、ファンにとってはものすごくうれしいことです。
(写真上からWBO/IBF/WBC/WBAの女子世界王者ベルト)
コメント
男子の場合は…
WBA
WBC
IBF
WBO
をメジャー四団体となりますが、女子だと女子専門の団体があり、ベルト数がやたら多くてわけがわからないんですよね。