Boxing
日本のプロボクシングを統括する組織であるJBCさんが機能停止状態となったことで、それに代わる新コミッションが発足か、あるいは一部JBC幹部職員を入れ替えてのリスタートとなるのかと注目されていた問題は、本日(28日)東京で開かれたJBC臨時理事会の結果、JBCさんの実質的なナンバーワンであった安河内剛事務局長が降格となり、後任を森田健事務局長代行がつとめることを決定して一応の結論を見ました。
結局、新コミッションは誕生せず、JBC幹部職員も内部の異動があっただけで入れ替えとはならず、ひとくちで言えば騒動前と本質的にはなにも変化はありません。ボクシング:安河内氏、事務局員に降格 毎日新聞
今回のことは外部から見れば何が争点になっているのかさっぱり分からないものでしたので、人々の大きな注目を集めるには至らず、結果、改革らしい動きへはつながらなかったのはある意味では当然。
しかし、歴史というものは何度も揺れたり戻したりがあった後で方向が決まって来るものですから、今回の動きは歴史的に見たらまだほんの序章。今後の激動の可能性は内部/外部ともに大いに残っていると考えられます。
なにはともあれ時代がボクシングにとっていい方向に行くのなら、激動は大いに歓迎すべきものなのですが。
コメント
関係者が真実をメディアを通して話す事ですよ。嘗て、一世風靡した総合格闘技「PRIDE」が、週刊誌の記事が原因でテレビ放送を打ち切られ、興行そのものが困難となり消滅した様に、JBCは恐れてるかも知れません。ボクシング界全体今後の事を考えたら、一度大幅に一掃して新たなにスタートするべきですよ。