Kick Boxing
2012年7月14日(土)東京 新宿FACE
Krush-EX 2012 vol.4
57kg契約 2分3ラウンド 延長1R
佐々木仁子 ささきさとこ(チームドラゴン/元J-GIRLSフェザー級王者)
VS
神風萸暉美 かみかぜゆきみ(神風塾)
日本では50kg台前半が主力となっている女子立ち技系格闘技ですが、海外の主流は50kg代後半。その階級の選手が海外に効果的に斬り込んでいくことが出来れば、日本女子選手の国際進出の道は大きく開かれると思われます。
そんな意味でもますます活躍が期待される佐々木仁子選手と神風萸暉美選手の対決。
青コーナーは先日シュートボクシングで後楽園ホール登場を果たした神風莉央選手の先輩格である神風萸暉美選手。般若の面をつけての登場です。
赤コーナーは自信にあふれた表情の佐々木仁子選手。
第1ラウンド 間近に見る神風選手はなかなかの長身、そしてかなりの存在感があります。
長いリーチを生かしてストレート系で攻め込む神風萸暉美選手。佐々木選手の強いローキックを意識してかイマイチ踏み込みが浅くてヒットしません。
佐々木選手はボディーから顔面を打ち分け、ローまでつなぐコンビネーションなどでリズムを作ります。
中盤にはストレート、後半にはフックをヒットして佐々木選手が優勢。
第2ラウンド 神風選手は状況を押し返そうと力の入ったミドルキックを繰り返して放ちます。
神風選手はテンカオ、ヒザ蹴りなどでなおも攻めますが、佐々木選手はボディーからのコンビネーションで応戦。
神風選手は組むことが多くなりますが、クラッシュルールではここからの展開は困難。
第3ラウンド 神風選手の長い手足の内側に飛び込んでラッシュを仕掛ける佐々木選手を、神風選手が片手でつかまえてヒザ蹴り。しかし、首相撲は禁止なので組み技が使えるのはここまで。
佐々木選手は素早い連打と右のオーバーハンドを何回も決めて神風選手を圧倒。
そのまま時間いっぱいまで佐々木選手が押すかと思われましたが… 、突然キレた感じで神風萸暉美選手がラッシュ。ニュートラルコーナーまで追い込んでフックとストレートの雨。これは佐々木選手ピンチか、という流れのなかで試合終了のゴング。
判定は3-0で佐々木選手の完勝。もうちょっと神風選手のエンジンのかかりが早ければもっと面白くなったカードでした。
Satoko Sasaki won over Yukimi Kamikaze by UD at the -57kg in modified 3x2mins K-1 rules.
57kg契約 2分3ラウンド 延長1R
○佐々木仁子 ささきさとこ(チームドラゴン/元J-GIRLSフェザー級王者)
判定3-0
×神風萸暉美 かみかぜゆきみ(神風塾)
佐々木仁子選手の判定勝利。
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