Boxing
2014年9月20日(土)大阪府 アゼリア大正
TO THE FUTURE Vol.18
WBOアトム級タイトルマッチ
○王者 池山直 いけやまなお(フュチュール)
判定3-0
×挑戦者 秋田屋まさえ あきたやまさえ(ワイルドビート)
(秋田屋選手は第2ラウンドにダウン1)
池山直選手の判定勝利。同王座の初防衛に成功。
WBOミニフライ級王座決定戦
○池原シーサー久美子 いけはらしーさーくみこ(フュチュール)
判定2-1
×グレッチェン・アバニエル(フィリピン)
池原シーサー久美子選手の判定勝利。WBOミニフライ級王座を獲得。
スーパーフライ級 8回戦
○小澤瑶生 おざわたまお(フュチュール)
判定2-1
×カイ・ジョンソン(竹原&畑山)
小澤瑶生選手の判定勝利
47kg契約 4回戦
×日向野知恵 ひがのちえ(スパイダー蓮浄院)
TKO第2ラウンド
○山岸愛子 やまぎしあいこ(ワイルドビート)
山岸愛子選手のTKO勝利
(山岸愛子選手は第2ラウンドにダウン1。そのあとの打ち合いの中、レフリーストップで逆転勝利。)
池山直 いけやまなお(フュチュール)19戦15勝3敗1分4KO
秋田屋まさえ あきたやまさえ(ワイルドビート)16戦9勝5敗2分3KO
池原シーサー久美子 いけはらしーさーくみこ(フュチュール)8戦6勝1敗1分3KO
グレッチェン・アバニエル(フィリピン)21戦15勝6敗6KO
小澤瑶生 おざわたまお(フュチュール)9戦7勝2敗2KO
カイ・ジョンソン(竹原&畑山)14戦5勝6敗3分2KO
日向野知恵 ひがのちえ(スパイダー蓮浄院)4戦3勝1敗
山岸愛子 やまぎしあいこ(ワイルドビート)5戦4勝1分1KO
コメント
観戦してきました。両者死力を尽くした激戦でした。以下少し長いですが観戦記です。
第1ラウンド、秋田屋は軽快な動きで左ジャブを放つ。なかなかの動きで調子は良さそう。池山は秋田屋の打ち終わりに左フックを合わせてくるが、秋田屋は左ジャブから右ストレート、ボディと上下に打ち分ける。
第2ラウンド、ゴングからまもなく池山の右フック(クロス)がカウンターで決まり秋田屋が尻餅をついて大の字に近い感じでダウン。宮尾戦でのバランスを崩してのダウンと違いまともにクリーンヒットを受けてのダウン。会場は騒然となった。秋田屋の視界の外から不意にテンプル辺りに決まった一撃。これは決まったか? と思えたが秋田屋のダメージは少ないようで唖然とした表情を浮かべながらも立ち上がる。
第3ラウンドから第4ラウンド、池山の左右フックが何度も顔面に決まり仰け反る秋田屋。
秋田屋は腰を落とし、コーナーに追い込まれたりして再三ピンチを迎えたが何とか凌ぎ再度のダウンは拒む。
第5ラウンドからは秋田屋が粘り強く左ジャブを連打し池山に得意な距離を与えないように動くが池山はプレスをかけ追い込むと左右フックに加えボディも交え秋田屋を攻める。
第6ラウンドから第9ラウンドまで、池山の攻撃が続くが秋田屋も接近戦での打ち合いに応じ、両者死力を尽くした激しい打ち合いに会場はヒートアップ。池山のフックが秋田屋の顔面を捉え強烈なボディが腹を抉る。秋田屋も必死で打ち返し右ストレートを当てポイントはやや奪い返したが、相変わらず池山に押し込まれるシーンが目につく。
秋田屋の粘りで試合は最終ラウンドを迎えた。ポイントでは不利な秋田屋は逆転KOを狙い池山と激しく打ち合う。池山が被弾し秋田屋チャンスか! しかし池山の強烈なフックが決まりガクッときた秋田屋。最後まて打ち合いは続きゴングが鳴った。リング上で抱き合う両者に大歓声と惜しみない拍手が沸いた。
んーー、秋田屋選手残念でした。池山選手、池原選手おめでとう。
>ボクシングファンさん
熱い観戦記ありがとうございます。いやあ、ボクシングっていいもんですね、
>ボクシングファンさん
観戦記ありがとうございました。
状況が伝わってきました。
秋田屋選手は一度引退からの復帰で調子が
元に戻っていないのでは?
見ていて秋田屋選手の動きは良く以前と遜色なかったように見えましたが、池山選手の無尽蔵のスタミナと鍛えた肉体から繰り出す攻撃力がやや上回わりましたね。
池山選手の腕や背中の筋肉は凄かったです。あの肉体から繰り出す重いパンチに秋田屋選手よく堪えました。池山選手の強烈なボディは並の選手だと悶絶ダウンだったと思いました。秋田屋選手は打たれ強いです。
秋田屋選手としては池山選手の接近をリーチを活かしたジャブ、ワンツー主体の攻めとフットワークで阻み、隙を見て中間距離で右ストレートの有効打を当てる作戦だと思われましたが、池山選手の強いプレスと激しい攻撃をずっと捌き続けるのは難しかったです。
ハンドスピードというかパンチを出す速さは池山選手がやや勝っており、続けざまにパンチを放ち、確実に有効打を顔面とボディに当ててました。ここは秋田屋選手のガードが甘い面もありましたが…
中盤以後の打撃戦でのテクニックでも互角の勝負でした。池山選手は以前より巧くなってました。両者ともアッパー、ボディも交え激しく打ち合いましたが、接近戦でのフックやアッパー、ボディ打ちでは池山選手に分があり、秋田屋選手のアゴやボディにいいパンチ当ててました。
秋田屋選手の得意の中間距離での右ストレートを出させない距離で池山選手は闘いました。打ち合いではボディをかなり打ち、後半は秋田屋選手は口が開き少しボディ効いた感じ。これも消耗さす作戦だったのでしょう。池山選手は秋田屋選手を研究して作戦たててましたね。
秋田屋選手はいいとこを封じられ、池山選手の土俵で真っ向から打ち合いました。かなり効かされましたが倒れずに打ち返し他に手はなかったとは言え、その闘志は素晴らしかったです。
QRのさーまーとです。今回の大会見ましたがボクシングファンさんと同意見です。秋田屋選手悪くなかった。結果は3-0での敗戦ですが、スコアは95-94が二名。ダウンひとつの差もないんです。ほんのちょっとのことで勝者が変わったかもしれない試合ということですね。レポートがんばります。すみません…
いつも記事ありがとうございます。
池山直選手vs秋田屋まさえ選手の試合レポート楽しみにしてます。二人の意地が激突した試合でした。
>ボクシングファンさん
このところ更新がまばらで申し訳ありません。
でも、継続の予定ですのでどうぞよろしくお願いします。