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どうしてこうなった? 女子ボクシング元強豪の現在 ヨアンナ・パストラーナ VS サムソン・ソー・シリポーン IBFミニマム級タイトルマッチ ダイジェスト動画 ボクシング女子

 Boxing

2018年10月5日(金)スペイン アルコベンダス

IBF女子ミニマム級世界タイトルマッチ 10回戦
王者 ヨアンナ・パストラーナ(スペイン)
VS
挑戦者 サムソン・ソー・シリポーン[トー・ブアマー](タイ/元WIBAミニマム級王者)

 10月5日にスペインで王者ヨアンナ・パストラーナ選手に挑んだのはタイのサムソン・ソー・シリポーン選手。10年以上女子ボクシングを見ている人には懐かしい名前でしょう。


 彼女が最初に日本人選手と戦ったのは2006年の対菊地奈々子戦。WBC女子ミニマム級王座がかかった戦いでしたがサムソン選手はユナニマスで敗れて戴冠ならず、菊地奈々子選手が日本人で最初のWBC女子王者となりました。

 敗れたサムソン選手は、その後はウィンユー・パラドーンジム選手、宮尾綾香選手、天心アンリ選手、小関桃選手、ジュジース・ナガオワ選手、グレッチェン・アバニール選手などの当時あるいはその後に名が知られた選手たちを次々撃破、かなりの存在感がありました。

 しかし、その後がいけません。サムソン選手の対戦相手はなぜかどんどんレベルが下がり、毎試合のようにデビュー戦の相手ばかりと戦いながら2012年に世界王者のナディア・ラオウイ選手(ドイツ)に挑戦して完敗。

 その後も反省がなかったらしく、ラオウイ戦後、今回の試合まで6年間に15試合を戦っていますが、そのうち9試合の相手がデビュー戦というぬるま湯状態。

 これはかつての有力選手の実力を腐らせるには十分な時間だったらしく、今回の試合ではサムソン選手は第1ラウンドからダウン、第7ラウンドにも強烈なダウンをくらってそのままTKO負けとなりました。

 負けたことをどうこう言う気はありませんが、ファイトそのものがとてもプロには見えないのです。

 カマセを使い過ぎて自分がダメになった選手の例として、彼女の名前を覚えておきましょう。35才で本来なら一番強いはずの年齢なのにこうなってしまうんですから、ぬるま湯とは本当に恐ろしいものですね・・。

IBF女子ミニマム級世界タイトルマッチ 10回戦
○王者 ヨアンナ・パストラーナ(スペイン)
TKO 第7ラウンド
×挑戦者 サムソン・ソー・シリポーン[トー・ブアマー](タイ/元WIBAミニマム級王者)
ヨアンナ・パストラーナ選手がTKOで同王座の初防衛を果たしました。
(サムソン選手は第1ラウンドと第7ラウンドにそれぞれダウン1)

ヨアンナ・パストラーナ(スペイン)15戦14勝1敗5KO
サムソン・ソー・シリポーン[トー・ブアマー](タイ)45戦40勝5敗22KO

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コメント

  1. ゆめ より:

    11月20日 発表されましたね

    宮尾選手対池山選手 これは楽しみ
    鈴木選手 また防衛戦か

    10試合ぐらいあるのかな

  2. ゆめ より:

    今日 発表

    江畑選手対多田選手 面白そう

    松田選手 いくらなんでも早すぎないかな

  3. queens of the ring より:

    >ゆめさん コメントありがとうございます。
    江畑選手と多田選手は「おお!」という感じで楽しみですが、松田選手と慶選手のOPBF決定戦は本当ならありえない話ですね。
    日本王座を取ることがOPBFへの前提と言っていた話はどうなったんでしょう?
    ボクシング界は「自分たちで決めた事すら守れない」と言われますが、今回もまたそんなことやって、せっかく正常化してきた日本の女子ボクシングが再び暗黒面に堕ちることになりそうです・・・。
    誰でもタイトルマッチ、誰でも王者、はダメだってことが何でわかんないのかなー?
    ボクシング界にはまともなひとはいないの?