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プローイパイリン vs 髙橋怜奈 ミニマム級4回戦 試合経過 VICTORIVA Vol.5 ボクシング女子

2019年9月12日(木)東京 後楽園ホール
VICTORIVA Vol.5

ミニマム級 4回戦
プローイパイリン(タイ)
VS
髙橋怜奈 たかはしれな(ワタナベ)

青コーナーの髙橋怜奈選手はここまで3人の日本人と戦って全敗。勝ち星はタイのアルバイトさん相手のひとつだけというプロボクサーとしてはきびしい状態。
そして今回の赤コーナーはタイから来た選手ということで「またバイトさんかな」と思うのも無理はないところですが、このひとの名前を検索するとアマチュアボクシングに出場していることが判明。

タイの場合、女子のプロボクシングは事実上存在せず、したがって『女子プロボクサー』の戦績はどこかのムエタイジムを借りておこなわれたカタチだけの大会など、いい加減なものばかりで信用する価値は皆無なのですが、アマチュアボクシングなら国際基準で公的におこなわれているので最低限の信用は出来ます。その大会に出ているなら、少なくともある程度の練習はしているまともな選手のハズです。
試合が始まってみるとプローイパイリン選手はちゃんとかまえていますし、パンチを怖がる様子もなく、本当に「試合をしに来た」選手であることがわかります。

高橋選手も積極的に攻める姿勢で、これはきちんと試合になりそうな感じ。

フォームはあやしいながらも打ってくるプローイパイリン選手。

手数は少ないながらも攻撃してくるプローイパイリン選手。

危なくなるとクリンチで身を守ることも出来ます。

高橋選手のパンチも正確さが向上しているようです。

4ラウンドを戦って結果は高橋怜奈選手の判定勝利。

タイから来る『女子プロボクサー』はまったくボクシングの指導を受けていない素人さんか、畑違いのムエタイ選手であることがほとんどで、プロの戦績証明もそんなひとたち同士の戦績なのでなんの意味もありません。
しかし、今回の内容を見る限り、タイの国内の初心者向けのアマチュアの試合であっても出場経験のある選手は『プロ』よりもしっかりしていることがわかりました。
今後はタイから選手を呼ぶときにはプロの戦績証明じゃなくて、アマの戦績証明のあるひとに限定したほうがいいみたいですね。真面目な話。

ミニマム級 4回戦
×プローイパイリン(タイ)
判定 0−3
○髙橋怜奈 たかはしれな(ワタナベ)
髙橋怜奈選手の判定勝利

プローイパイリン・パラッドシーチュアイ(タイ)2戦2敗
髙橋怜奈 たかはしれな(ワタナベ)5戦2勝(うちタイ人2)3敗1KO(うちタイ人1)

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