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ロンドンオリンピック決戦に向けて動き始めた女子ボクシング

 Boxing

 いよいよ近付いて来たロンドンオリンピック。この大会で初めて開かれるボクシング女子の競技には3階級あわせて36人だけが参加出来ます。

 このうち24人は5月におこなわれた世界女子ボクシング選手権の成績で出場が決定しましたが、推薦枠で決定される残り12人も次第に明らかになり、いろんなドラマが見えてきました。

 インドの超有名ボクサー、メアリー・コム選手は軽量級で何度も世界を征している女王としてオリンピックでの活躍が期待されていましたが、本来はもっと軽い階級のメアリー・コム選手に51kg級の壁は厚く、5月の世界選手権ではベスト4に入れず敗退。

 しかし、アジア枠の二名には滑り込むことができ、無事ロンドンへの切符を獲得しました。このニュースに続いてインドではメアリー・コム選手の伝記映画が作られることが決定。主演は演技派と言われるラニ・ムケルジーさんだそうです。

 カンフー映画で見たジャッキー・チェンさんに憧れてボクシングジムのドアを叩いたというメアリー・コム選手… そしてまた彼女の映画に憧れて新しい選手が育つ… かもしれませんね。

 60kg級の本命と言われるケイティー・テイラー選手(アイルランド)は世界選手権貫禄の優勝でロンドン行きを決めましたが、アメリカの期待の星クイーン・アンダーウッド選手は三回戦で敗れる波乱。しかし、推薦枠を勝ち取ってオリンピック出場が確定しました。

 75kg級ではカナダのオリンピックチームの顔とまで言われたメアリー・スペンサー選手も世界選手権では敗れましたが、推薦枠適用が発表されてカナダ国民は一安心。

 上のカナダ代表公式プロモーションビデオで明らかなようにカナダ国民のスペンサー選手に対する期待は絶大ですから、本当に出場が決まって良かったですね。スペンサー選手は10年前からともに戦っているコーチのほかに、プロ17戦無敗のキャラ・ロー選手もコーチに招いて特訓を受けているそうです。

 同じく75kg級ではアメリカの無敗の新星クラレッサ・シールズ選手が世界選手権ではあえなく二回戦で敗退。しかし、推薦枠で救われてアメリカ代表となっています。

 今回はオリンピック階級とならなかった54kg級で世界選手権銅メダルのクリスティーナ・クルーズ選手(アメリカ) はアマからプロへの転向を発表しました。オリンピック前後にはこういうニュースが増えそうですね。

 ロンドンオリンピック開幕まであと36日。ボクシング女子は8月5日からスタートの予定です。

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