Boxing
2012年12月24日(月・祝)山形市総合スポーツセンター
第11回全日本女子ボクシング選手権大会
本日、山形市でアマチュアボクシング全日本女子選手権の決勝がおこなわれました。各階級の結果は以下のとおりです。
ライトフライ級決勝
×和田まどか わだまどか(田奈高校)
4-10
○佐伯霞 さえきかすみ(大阪学芸高校)
佐伯霞選手の判定勝利
フライ級決勝
○箕輪綾子 みのわあやこ(フローリスト蘭)
12-8
×新本亜也 しんもとあや(IBA)
箕輪綾子選手の判定勝利
バンタム級決勝
○釘宮智子 くぎみやともこ(平成国際大学)
13-1
×黒木佳菜 くろきかな(日章学園高校)
釘宮智子選手の判定勝利
フェザー級決勝
×原本歩美 はらもとあゆみ(南京都高校)
6-9
○林美涼 はやしみすず(上市高校)
林美涼選手の判定勝利
ライト級決勝
×熊谷麻理奈 くまがいまりな(エイティーワン)
3-17
○藤野ちなせ ふじのちなせ(平成国際大学)
藤野ちなせ選手の判定勝利
ライトウエルター級決勝
○小倉真由美 おぐらまゆみ(拓大紅陵高校)
RSC 第2ラウンド
×伊集院佑輝子 いじゅういんゆきこ(リフシア)
小倉真由美選手のRSC(レフリーストップ)勝利
ウエルター級 認定 (参加一名のため試合は無し)
明戸司 あけどつかさ(メトロコマース)
ミドル級決勝
○山崎静代 やまさきしずよ(梅津倶楽部)
不戦勝
×石井智紋(福山平成大学)
石井智紋選手の棄権により山崎静代選手の不戦勝。
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コメント
何人かの方からミドル級のゴタゴタについての感想を聞かれたんですけど、真相を知ってるわけでもないし、具体的にはなにも言う立場にありません。
でも、一般論としてはっきり言えることは、アマチュア競技の現場って人が思っているほどキッチリ運営されてるものじゃあないということです。だからいろんなトラブルが起こるんです。そしてそれは選手には関係のないことなんです。どちらの選手も悪くありません。それだけはハッキリ言えます。
アマ大会はイベントのプロではないおおぜいの人がかかわることだから連絡の行き違いなんてよくあることです。ボクシングに限らず、ほかの格闘技でも。時間の変更はもちろん、日にちの変更もありますし、ヒドいときは実施階級が5階級だと聞いていたのに行ってみたら6階級だったり。赤コーナーと聞いていたのに青コーナーだったとか。そんな話はたくさんあります。
こういうことはマイナーからメジャーになる時に解決されたり、あるいは解決されたからこそマイナーからメジャーになれるのかもしれませんが、ともかくマイナー競技にはよくあることなんです。
だから選手は悪くありません。
全日本選手権なのにふたりしか参加選手がいないのはオカシイとか言う人もいるようですが、そんなことはアマのマイナー競技ではあたりまえです。
あるていど知られている競技の国際大会だって階級によってはふたりしか参加せずひとりが優勝、もうひとりが準優勝ってことだってあります。だから意味が無いとか価値が無いということはありません。そこからすべては始まるのです。
プロとアマは根本から環境が違うのです。プロ選手はなにがあろうと基本的にその選手の責任ですが、アマはそうとも言えません。そのことは分っておきたいと思います。
アマ競技に関してはプロ格闘技みたいな観点から色々言うことは適切でないというのがわたしたちの立場です。