Boxing
WBCライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 富樫直美(ワタナベ)
VS
挑戦者 ジュジース・ナガワ(フィリピン)
WBCアトム級タイトルマッチ 10回戦
王者 小関桃(青木)
VS
挑戦者 ステファニー・ダブス(アメリカ)
WBCミニフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 アナベル・オルティス(メキシコ)
VS
挑戦者 藤岡奈穂子(竹原&畑山)
OPBFライトフライ級王座決定戦 10回戦
柴田直子(ワールドスポーツ)
VS
江畑佳代子(ワタナベ)
この春の注目の大会の概要が決まりました。今回は単にタイトルマッチを並べているのではなく、十分な話題性を持ち、実力にも不安の無い選手を呼んでいるところが今までとはひと味違っていい感じです。
まず、韓国の世界王者キム・ジュヒ選手をボコボコにして名前を売ったフィリピンのジュジース・ナガワ選手、TV番組で北陽の虻ちゃんと戦ったことで知られるアメリカのステファニー・ダブス選手、そして「メキシコのミニスカ王者」としてスポーツ紙の記者さんたちに人気のアナベル・オルティス選手。これだけのメンツがそろえばこの大会が記事になるのは間違いないでしょう。
しかし、それがお客を呼ぶかというとそれは別の話。大事なのは今回の大会を見た人から「面白かった」という評価を得ることで、それが将来の集客につながっていくのだと思います。
そういう意味で一番期待出来るのはアナベル・オルティス VS 藤岡奈穂子のタイトルマッチ。おそらく駆け引きを駆使して逃げるボクシングを展開するだろう王者と、あくまでも正攻法で勝負を挑む挑戦者という図式ですが、藤岡選手が前の試合で見せた実力の充実度はハンパではなく、その彼女のパワーを王者がどこまでいなせるのかが試合のカギとなってきます。
王者がポイントリードに失敗し、打ち合いに出てくれれば藤岡選手に勝機が訪れる可能性は非常に高いでしょう。
また、柴田直子 VS 江畑佳代子の対戦も期待値が高いカード。前王者菊地奈々子選手の引退で空位となったOPBFの王座を二人が争うわけですが、火花がバチバチ散るような激しい試合になりそうです。
ジュジース・ナガワ選手は昨年花形冴美選手に勝利して浮上のきっかけをつかんだゲンのいい後楽園ホールに再登場。
ステファニー・ダブス選手は62戦(!)のキャリアで2回しか経験のないアトム級での試合となります。減量が関門でしょうね。彼女は過去にライトフライ級で早千予選手と2戦して2敗しています。
富樫直美 とがしなおみ(ワタナベ)9戦8勝1分4KO
ジュジース・ナガワ(フィリピン)19戦9勝9敗1分5KO
小関桃 こせきもも(青木)13戦10勝2敗1分2KO
ステファニー・ダブス(アメリカ)62戦27勝28敗4分15KO3無効試合
アナベル・オルティス(メキシコ)8戦7勝1敗1KO
藤岡奈穂子 ふじおかなほこ(竹原&畑山)5戦5勝3KO
柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ)7戦6勝1敗3KO
江畑佳代子 えばたかよこ(ワタナベ)6戦3勝3敗2KO
*日時 2010年3月12日(土) 昼
*場所 東京 後楽園ホール
*料金
*問合せ
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コメント
4大タイトルマッチは多過ぎると思うなあ。10回戦4つは見る方も大変だよ。
いつものことだが全部女子マッチにする意味もわからん。某女子キック団体の現状を見れば女子だけの難しさはわかりそうなもんだけどね。