Boxing
WBCライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 富樫直美(ワタナベ)
VS
挑戦者 ジュジース・ナガワ(フィリピン)
WBCアトム級タイトルマッチ 10回戦
王者 小関桃(青木)
VS
挑戦者 クリカノック・アイランドムエタイ(タイ)
WBCミニフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 アナベル・オルティス(メキシコ)
VS
挑戦者 藤岡奈穂子(竹原&畑山)
OPBFライトフライ級王座決定戦 10回戦
柴田直子(ワールドスポーツ)
VS
江畑佳代子(ワタナベ)
スーパーフライ級6回戦
稲元真理(熊谷コサカ)
VS
石川範子(イマオカ)
ほか プロトライアルマッチ2試合
3月に予定されていたこの大会ですが、5月に時を移してそのままのカードでおこなわれることが決定しました。
韓国の世界王者キム・ジュヒ選手をボコボコにして名前を売ったフィリピンのジュジース・ナガワ選手、そして「メキシコのミニスカ王者」としてスポーツ紙の記者さんたちに人気のアナベル・オルティス選手が予定どおり来日。
小関桃選手の対戦相手は無名のタイ人、クリカノック選手。主催者発表による戦績は7戦6勝1分4KO。そのうちBoxRecで確認出来るものは5戦4勝1分2KOですが、対戦相手は未勝利か負け越しの二線級選手ばかり。この程度のキャリアの選手に世界戦レベルを期待するのは酷かもしれませんが、タイトルマッチとして組まれた以上はプロとしてお客を満足させられるように両選手とも頑張ってもらいたいと思います
この日のカードで試合の内容として一番期待出来るのはアナベル・オルティス VS 藤岡奈穂子のタイトルマッチ。おそらく駆け引きを駆使して逃げるボクシングを展開するだろう王者と、あくまでも正攻法で勝負を挑む挑戦者という図式ですが、藤岡選手が前の試合で見せた実力の充実度はハンパではなく、その彼女のパワーを王者がどこまでいなせるのかが試合のカギとなってきます。王者がポイントリードに失敗し、打ち合いに出てくれれば藤岡選手に勝機が訪れる可能性は非常に高いでしょう。
また、柴田直子 VS 江畑佳代子の対戦も期待値が高いカード。前王者菊地奈々子選手の引退で空位となったOPBFの王座を二人が争うわけですが、火花がバチバチ散るような激しい試合になりそうです。
ジュジース・ナガワ選手は昨年花形冴美選手に勝利して浮上のきっかけをつかんだゲンのいい後楽園ホールに再登場。アクシデントがない限り富樫直美選手の防衛は堅いと予想しますが、富樫選手はガンガン来る相手との対戦のときほど内容的にいいものを見せてくれるので、その意味でナガワ選手は適任であると思います。
この日、唯一のノンタイトル戦であるスーパーフライ級6回戦は稲元真理選手と石川範子選手の2009年12月以来のリマッチ。1戦めは稲元選手が右ストレートでダウンを奪って判定勝利をおさめていますが、内容的にはかなりのクロースファイト(接戦)でした。その後、両者とも経験を積んでボクシングにうまさが出てきての再戦ですのでこの試合も期待出来るでしょう。
その他、プロトライアルマッチが二つほど組まれるようです。
富樫直美 とがしなおみ(ワタナベ)9戦8勝1分4KO
ジュジース・ナガワ(フィリピン)19戦9勝9敗1分5KO
小関桃 こせきもも(青木)13戦10勝2敗1分2KO
クリカノック・アイランドムエタイ(タイ)7戦6勝1分4KO
アナベル・オルティス(メキシコ)8戦7勝1敗1KO
藤岡奈穂子 ふじおかなおこ(竹原&畑山)5戦5勝3KO
柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ)7戦6勝1敗3KO
江畑佳代子 えばたかよこ(ワタナベ)6戦3勝3敗2KO
稲元真理 いなもとまり(熊谷コサカ)6戦3勝3敗
石川範子 いしかわのりこ(イマオカ)8戦6勝1敗1分1KO
*日時 2010年5月8日(日)第1試合開始11:00
*場所 東京 後楽園ホール
*料金 特別RS 20,000円/RS 10,000円/指定席 6,000円/立見 4,000円
*問合せ ゲン・インターナショナル(有)03-3475-0981
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